履歴書の重要さ
転職をしたことがない人は履歴書を書いたことがない人が多いでしょう。
もしかしたら、アルバイトの面接で書いたことがあるかもしれませんが、アルバイトと社員の履歴書は同じように見えて違うものです。
さて、履歴書ですが、実は面接前の書類審査で一番初めに見られる書類です。
そのため、面接前の印象を決める非常に重要な書類となります。
重要さがわかったところで、具体的な書き方について学んでいきましょう。
履歴書の書き方
履歴書の書き方は色々なサイトで解説がされています。
しかし、保育士さんの転職で利用する履歴書と一般企業の転職で利用する履歴書は大きく違います。
保育士さんの転職に有効な履歴書は以下のようなポイントがあります。
- 手書きで丁寧に書く
- 写真はちゃんとしたものを使う
- 志望動機に力を入れる
- 趣味の欄にもテクニックを
手書きで丁寧に書く
保育士さんの転職で使う履歴書は今も手書きが主流です。
というのも、子どもにも読みやすい字が書ける人なのかをチェックするためです。
変なクセ字がある方はできるだけ、読みやすいように心がけて履歴書を書きましょう。
そもそも、字が下手だという人も、丁寧に書くことを心がけましょう。
写真はちゃんとしたものを使う
履歴書の写真ですが、きちんとした服装、メイクをしたものを利用しましょう。
- プリクラのようなカジュアルな写真
- 襟なし私服で撮った写真
- 派手メイクで撮った写真
- 笑顔すぎる写真 など
並べてみるとそんな写真使うわけないよ、と思うかもしれませんが、実際にこういった写真を利用する人は少なくありません。
そのような写真を使った時点で書類審査でアウトになるでしょう…。
では、どのような写真を使うとよいのでしょうか?
- 服装
- 表情
- 髪型
- メイク
4つのチェックポイントを気にしながら撮影すればオッケーです!
服装
基本的にはスーツを着て撮影するのが一番よいです。
ただ、スーツを持っていないなどの場合は、ビジネルカジュアル(カットソー+ジャケット)でも可能です。
その際、アクセサリーはあまり目立つものはつけないようにしてください。
表情
口角を上げ、歯を見せないように笑顔を作るのが最もよいとされています。
歯を見せてしまうとカジュアルすぎる印象になってしまいます。
しかし、真顔で写ってしまうと怖い印象になってしまうことも多いでしょう。
髪型
髪型は清潔感がある髪型を意識しましょう。
可能であれば、事前に美容室やヘアサロンなどでケアをしておくとベストですが、難しい場合でも髪がはねたり、髪色にムラがないようにケアをしてから撮影するとよいでしょう。
また、髪色は抑えめのトーンにしておくことがベスト、金髪に近いような明るいトーンの髪色の場合は染めることも検討してください。
メイク
メイクはしないのも、派手すぎるのもNGです。
ナチュラルメイクを意識して、メイクをするのが最も印象が良いメイクとなります。
参考になるメイク動画を共有しますので、参考にご覧ください。
4つのポイントをおさえておくと証明写真が圧倒的にキラキラします。
キラキラの証明写真は内定の近道になりますので、ぜひ最高の証明写真を確保しましょう。
ちなみにプロにお願いするのが一番ラクチン!
ちなみにではありますが、自分でキラキラの証明写真を撮る自信がない、という人はプロの力を借りるのもありです。
最近では就職活動専門のフォトスタジオが人気になっています。
ABstudio (一番有名なフォトスタジオです)
https://shoumeishashin.jp/
その他を探すなら(まとめサイトに飛びます)
https://es-labo.com/flow/preparation/preparationproducts/photostudio/
一生に何度もあることではないですから、普段よりもすこしお金をかけていい写真を撮るのもよいでしょう。
実際、完成したものを見ると、全然印象が変わりますからお金をかける価値はあると思います。
志望動機に力を入れる
履歴書は見られていないと思う人が多いため、志望動機を適当に書く人がいますが絶対にダメです。
保育士さんの転職では履歴書はしっかり読まれますし、あまり文字数がない欄に志望動機をまとめて書かないといけないので実は難易度が高い欄だったりします。
でも、安心してください。
以下のポイントに注意しながら、志望動機を書くようにしてください。
- 応募先に貢献できるポイントを意識する
- 自分の強み、改善していきたいこと
- 自分ができること、やれるようにしたいこと
- 将来を見据えた内容を書く
- 文章量は枠を埋めきるように書く
応募先に貢献できるポイントを意識する
自分の強み、改善していきたいこと
基本的に転職先の園は戦力になる人を求めています。
勉強していきたい、長い目で見てください、ということは通用しません。
具体的に貢献できるポイントを書かないと使えない人という烙印を押されてしまいます。
逆に自分の強みがなにで、具体的に転職先の園でどういうことができるか、を明確に書けるととても心強く思われることでしょう。
今までの経験の中でこれは貢献できる、というポイントをまとめておきましょう。
自分ができること、やれるようにしたいこと
経験がまだ少ないので、強みがよくわからないという人は自分ができることを書くと良いでしょう。
強みというと大それたことに思いますが、自分ができることを書き出すのもアリです。
できることを並べてみると、転職先の園に行ったあとにどんなことができそうかイメージが浮かんできます。
その浮かんできたイメージの中から自分ができそうだなと思うことを履歴書に書いてみましょう。
将来を見据えた内容を書く
自分が貢献できるポイントとともに重要なのがどれだけ長く働いてくれるか、ということ。
人を採用するのには、広告を出したりしないといけないのでお金がかかります。
すぐに辞めてしまうような人を採るとまたそのお金がかかってしまいます。
逆に喜ばれる人とはどんな人でしょうか?
それは長く働いてくれそうな人です。
長く働いてくれる人を探せば、採用にお金を再度かける必要がなくなるし、一から教育をするコストもかからなくなります。
結果、採用する園にはメリットが多くなるのです。
そのため、履歴書には将来を見据えたポジティブな内容を書いた方が有利になります。
長期で働く意気込みや、なぜ長く働こうと思うのかという内容を書くととても評価が上がりやすくなります。
文章量は枠を埋めきるように書く
文章量は枠を必ず埋めきるように書くのがベストです。
いまだに手書きの履歴書がメインな保育業界ですから、判断基準も旧態依然としています。
そのため、昔同様に枠は必ず埋めきる、というのが暗黙のルールとなっています。
やる気=埋めた文字数
上のような方程式がいまだに成り立っているため、とにかく文字数は埋めきるのが最善の策ということができます。