派遣という働き方、派遣保育士になってみる

派遣保育士という働き方が一般的になってきています。派遣保育士はいわゆる一般事務などと同じように派遣社員として保育士さんをするという働き方です。園に所属するのではなく、株式会社に所属し、その株式会社から派遣されるという点で今までの働き方と大きく異なります。
派遣保育士は通常の保育士と比較し、残業が少ない+サービス残業がないという点で大きなメリットがあります。特に時間制限が多いママ保育士さんに選ばれている働き方です。

派遣保育士の時給相場

派遣時給は1,200〜1,800円の幅に収まることが多く、一般的には1,300円が平均値となるようです。

派遣保育士は時給制が一般的です。これは一般事務の派遣社員と同じですね。基本的には時給制になっており、働いた時間に対して給料が支払われる形になります。
一般的な派遣社員の平均時給が1,500円程度になりますので、一般的な派遣さんと比較するとちょっと給料が安いというのが派遣保育士さんの実態です。お給料を目的として派遣社員になることを目指すなら、一般事務などのお仕事も視野に入れて仕事探しをするほうがいいかもしれませんね。(※一般事務の派遣はPCスキルによって時給が大きく変わります!PCスキルに自身がある方は一般事務も検討してみましょう!)

仕事内容は違うの?

仕事内容は通常の保育士さんとの違いはないです!
保育士さんとして子どものお世話を中心に一般的な仕事をすることになります。

ただ、一般の保育士さんとの違いは派遣という雇用形態の特性として今いる保育士さんのアシスタントや補助になってしまうということです。派遣は利用する園からすれば一時的な増員という側面があります。そのため、長期間の雇用を前提としていないので、担任などの責任ある立場を任せにくくなります。結果として、派遣でお勤めする場合は、アシスタントや補助という形になります。

アシスタントや補助だけでは物足りないな、もっと園の運営に関わっていきたいという場合は正社員としてのお勤めを考えていくと不満がたまらないと思います。逆に時間の制限があるものの、ちょっとでも子どもに関わる仕事がしたいという方は派遣保育士さんとして働くと良いと言えるでしょう。加えて、保育士さんとしてブランクがある人はまずは派遣で勤める、という形で慣らしていくのもよく使われる手段です。

紹介予定派遣って何?仕事の内容は変わるの?

転職サイトなどを見ていると紹介予定派遣という求人があります。これは数ヶ月の間、派遣社員として働き、その後、双方の合意があれば正社員として働きてもらうという派遣契約の形になります。
即戦力として活躍できるか、を見たい園と、働きやすい環境か見極めたい、保育士さんの間を取り持つような制度ですね。要は慣らし働きをして、お互いが気に入ったら正社員として働いてもらいましょうという形の契約になります。

紹介予定派遣の場合は正社員への登用を前提としているため、仕事内容は一般的な派遣保育士さんとは異なります。具体的には担任を任されたり、園の運営に関わるなど正社員になることが前提となった仕事を担当することになります。そんなつもりじゃなかったんだけど、となる前に紹介予定派遣と求人がなっていないかしっかりと確認しましょう。いわゆる一般的な派遣保育士は登録型派遣一般派遣という表記になっています。

派遣保育士で働くメリットは?

派遣で働くメリットは大きく3つあります。

  • 残業が少なく、時間管理がしやすい
  • 働いた分だけお金がもらえる
  • 1ヶ月前に言えば辞めることができる

残業が少なく、時間管理がしやすい

一番のメリットは残業が少ないため、時間管理がしやすくなることです。家庭がある方などはこれは大きなメリットになるのではないでしょうか。ご自分でもお子さんのお迎えやお世話などがある方は働く時間に制限があるもの。そのため、時間管理がしやすいことはとても重要なことです。
派遣の場合、担任の先生のアシスタントや補助という形になるため、規定の時間が過ぎれば仕事が終わりやすく、逆に残業してしまうと園に負担がかかってしまうため、担任の先生も時間通りに帰ることに不満が残りにくい形になります。

働いた分だけお金がもらえる

正社員で勤めていた場合、残業の多さも気になるところですが、派遣で勤務した場合は働いた分は必ず時給をもらうことができます。もちろん、家で仕事をした場合でも時給は発生しますので安心してください。
(※もし、働いているのに時給を払わないなどということがあれば、必ず派遣会社に相談しましょう!違法ですので必ず時給をもらうことができます)

お金を稼ぎたいモードによって派遣先を変えることもできるので、頑張りたい時期には残業が多い園に勤務し、ちょっとセーブして働きたい時期には残業が少ない園に務めるなど自分のペースに合わせ働くことができるのもメリットと言えるでしょう。

1ヶ月前に言えば辞めることができる

派遣保育士さんとして働く3つめのメリットは自分が好きなタイミングで仕事を辞めることができることです。アルバイトほど簡単に辞めるのは現実問題として難しいですが(※派遣会社さんとの関係性が悪くなるためおすすめしていません)、基本的にはあなたの希望で派遣されている保育園を辞めることができます。

正社員として勤務していた場合、あまりに早く保育園を辞めてしまうと転職に不利になってしまいますが、派遣契約の場合は採用側も短い勤務歴であっても気にしないケースがほとんどです(※もともと短期派遣のように短い期間が前提の契約もあるため)。そのため、気軽にと言っては問題がありますが、気軽に辞めることができます。

派遣保育士のデメリットは?

派遣保育士のデメリットは2つあります。

  1. ボーナスが出ない
  2. 雇用期間が決まっている

ボーナスが出ない

これが一番のデメリットと言えるでしょう。派遣で保育士さんをする場合、基本的にはボーナスは出ません。なので、毎月もらうお給料だけがあなたの収入源となります。そのため、大きな買い物をしたいときやボーナス払いなどを利用するとお金が大変なことになってしまいます。

一部の派遣会社ではボーナス時期に寸志という形で少額の支給があるようですが、金額としては1〜5万円程度と期待するような額ではありません。しかも、大半の派遣会社ではボーナスは支給されませんのでボーナスは無いものと思った方が期待しない分よいでしょう。

雇用期間が決まっている

2つめのデメリットはお勤めする期間が事前に決まってしまっていると言うことです。派遣契約の場合、どれだけ長い契約になったとしても最大で3年までしか契約を結ぶことはできません。つまり、どれだけ気に入った職場であったとしても最大で3年しかお勤めすることができないということになります。これは派遣契約ならではのデメリットと言えるでしょう。

しかも、正社員と違い、途中でクビになってしまうこともあります。メリットの項目とは逆に保育園側から相性が悪いと思われてしまった場合、最短でも1ヶ月前に告知をされてしまえば派遣契約が終了してしまいます。保育園によってはたいしたことが理由でないのに契約を終了されてしまうケースも少なからず存在するので派遣される保育園選びには注意したほうがいいでしょう。

結論

メリットとデメリットがそれぞれありますが、派遣保育士さんは以下のような方々にはオススメできる働き方です。

  • お子さんがまだ小さい保育士さん
  • 体力的に続けるのが難しくなってきた保育士さん
  • 復帰するのに不安が残る保育士さん
  • 保育園に勤めてみて残るか決めたい保育士さん

特に近年では紹介予定派遣の一般化や派遣法の変更によって、気に入った保育園には残ることができるという選択肢をとることができるようになってきました。いい保育園との出会いは運命のようなものですので派遣という仕組みをうまく使いながら自分に合う保育園を探していくことがいいでしょう。

また、家庭の都合や体力面などで正社員としてがっつり働くのは厳しいという人にも派遣はおすすめできます。保育園は慢性的な人不足が続いており、猫の手も借りたい状況です。派遣保育士という制限がある働き方であっても現場に入ってもらえることは現役の保育士さんたちにとってもメリットが大きいのではないでしょうか。せっかく今まで積み上げてきた大切な経験を生かしてほしいと願っています。

派遣保育士として働くにはどうしたらいいの?

派遣保育士として働くには保育士の派遣会社に登録する必要があります。
登録後、簡単な面談を経て具体的に派遣先の紹介が始まる形になりますので、まずはとにもかくにも派遣会社に登録することが必要になってきます。

最近では保育士さん向けの派遣会社も増えてきました。それぞれ特徴があるので、自分に合った派遣会社を選びたいです。それには派遣会社ごとに特徴をしっかり把握する必要があります。
しかし、そんなことを調べるのはなかなか大変ですよね。。コロキャリアではおすすめの派遣会社をピックアップしましたので、もし派遣保育士さんになりたい方は参考になさってください。

コロキャリアが調べた保育士さん向け派遣会社の特徴