保育園の方針が合わない?私たちはこう解決した!!

各保育園にはその園それぞれの方針があります。今回はその方針と自分のやりたいことが合わなかった場合にどう解決していくかという問題について解説していきたいと思います。
結論から言えば、園の方針については口出ししにくい分野であるため、あまりにも合わないと感じた場合は退職を視野に入れて動くことをオススメします。というのもオーナーである理事長や園長に意見しても意見が採用されることは少なく、同時にあなたの立場が悪くなるケースがとても多いからです。
では、具体的に方針が合わない時の動き方について解説していきましょう。

保育園の方針が受け入れられない!

勤務している保育園の方針を知らぬまま、就職活動をしている人がとても多いため、勤務開始後にミスマッチが起きて悩んでいる保育士さんがたくさんいらっしゃいます。結果、悩みになってしまい、最悪の場合は心を病んでしまうなんていうことも起こってしまいます。本来であれば、最初に勤務する保育園を決める際、しっかりと運営方針や業務内容について理解しておくことが重要なのですが、いまさらという話になるので止めておきましょう。

さて、では園の方針が受け入れられないと思った場合、どのようなアクションを取ることが重要なのでしょうか。具体的な方法は以下の3点です。

  1. 何が合わないのかを理解する
  2. 転職活動に向けて動き出す
  3. 後続の仲間のために一言申す

1つ目、2つ目は必須ですが、3つ目は絶対にしなくちゃいけない項目ではないです!笑
どうしても一言伝えたい、このままではと思う方はやってみてもよいでしょう。退職が決まった後ですから、何があっても正直困らないですから、常識の範囲で希望を伝えてみるといいかもしれませんね。
では、それぞれの項目について具体的に内容を解説を進めていきますね。

何が合わないのかを理解する

いきなり転職活動!なんて人がいますが絶対にオススメしません。

というのも、何に悩んでいるのか分からないまま転職活動を進めてしまうと悩みが解決されない転職をしてしまう可能性が高くなってしまうからです。そうなると同じような悩みに苦しんだり、別の悩みに苦しんだりしてしまうことになり、転職がきっかけで不幸になってしまうケースが多くなる可能性があります。
では、どうすればいいのかというとたった2つのことを考えるだけでOKです。

  1. 合わないと思う方針をリストアップすること
  2. 合うと思う方針をリストアップすること

合わないと思う方針をリストアップすること

シンプルに合わない、嫌だなと思う方針について書き出してみることをしてください。文章にする必要はないので自分が分かるように箇条書きでも、短い文章でも構いません。とにかく思うままに書いてみると自分が合わないなと思う方針が分かってきます。
その際、気をつけたいのはできるだけ具体的に書くことが大切です。下の例を参考にしてみてくださいね。

悪い例 良い例
・園長がムカつく
(→なぜムカつくのか具体的に書いてみましょう)
・全ての方針が園長の決裁になっている
・理事長が園長の肩ばかり持つ
・ベテランの保育士さんばかり優遇する
・理事長〜園長が一族経営
・必要のない教材を売らなければならない
(→売ることは全て嫌なのか分からない)
・教材を売るのは納得
・ノルマがあるのが嫌だ
・評判が悪く、なぜ買うのかと聞かれるのがやだ
(=自信を持って売れない)

悪い例を見ると具体的ではなくて1つの解決法を思いついても、全てに対して効果がない可能性が高くなります。良い例をみてみると分かりやすいのですが、1つ1つの解決法が変わりますよね?実は1つの不満に対していくつかの小さな不満が重なっていることが分かってくると思います。まとめて書いてしまうと分かりにくくなるのでできるだけ細かく不満要素を書いていくと良いでしょう。

合うと思う方針をリストアップすること

合わないと思う方針を書くのは分かりやすいと思いますが、逆に合うと思う方針についても書いておくと実は良いのです。というのも、合わないという悪いポイントばかりに目が行ってしまうとせっかくの良いと思える点を失ってしまうからです。
理想的には合わないと思う点がなくなり、合うものは残って欲しいですよね。合う方針なんて何にもないと思うかもしれませんが一度そこは冷静に考えてみてください。少しぐらいは合うと思える方針があったらラッキーだなと思ってチャレンジしてみてください!意外と今の園でも気に入っているポイントが出てくるかもしれませんよ。

リストアップが終わったら…

まずは先にもお伝えした通り、「悪いと思う方針を解消して、良いと思う方針を残す」のがベストな選択肢です。
悪いと思うリストの中から「これは特に嫌だな」と思う点や似たようなことが何度も書いてある点をピックアップしてみましょう。それがあなたが転職したいと思った今の園との方針のズレです。

このリストアップですが転職活動を始める前に必ずやっておきましょう。というのも、転職活動を続けていると色々なポイントに目が移ってしまいます。例えば、お給料なんかが代表的な例です。お給料が今と比べてすごく多いと感じてしまうとちょっとした悪いポイントにも目を瞑ってしまいがちになります。しかし、人間とは慣れるものでお給料が上がったことはさておき、その悪いポイントにまた目が行ってしまい不満を持ってしまうことになりがちです。

コロキャリアとしては必要のない転職を何度も繰り返すことより、「あなたに長く同じ園で生き生きと働いていただきたい」というのが基本スタンスなので失敗したと思うような転職にして欲しくありません。ですので、必ずこのリストアップはやっていただいてから転職活動を始めてもらえると嬉しいです。もしかしたら、リストを書いてるうちに意外と今の園は悪くないんじゃないかと思うこともあるかもしれません。それはそれがベストな選択だと思いますので、その気持ちを大切にしてくださいね。

転職活動に向けて動き出す

今いる園の方針で合わないところが理解できたら次は転職活動に向けて動き出すタイミングになります。ただ、何度も繰り返して申し訳ないのですが、転職は最後の手段です。簡単に転職しようと思い立っていただきたくないですし、可能であれば残る選択肢も視野に入れていただければと思います。というのも、転職してからやっぱり前の園がよかったとおっしゃる方もたくさんいますが、なかなかもともといた園に戻るのは難しいです。なので、本当に転職しかないのか、ここでしっかり考えていただければと思います。

しっかり考えていただいて上でそれでも転職するのがベストだと判断されたら以下のコンテンツを参考に転職活動をスタートいただければと思います。転職活動の流れについて別ページに詳しく解説を載せていますのでこのページではざっくりとした流れを理解いただければオッケーです。このページでは転職において大切なポイントなども紹介させていただきますね。

転職の流れを理解する

転職の流れはざっくり以下のようになります。

  1. 準備
  2. 履歴書、職務経歴書の作成
  3. 求人に応募する
  4. 面接対策をする
  5. 入社、退職の手続き

まずは準備から開始して、内定を取り転職先を決定します。その後、転職先への入社日程を確定し、現在勤めている園に退職の旨を伝えることになります。退職を伝えてからも引き継ぎなどがありますので気を抜かずしっかりと引き継ぎを完了させることが大切になります。

転職完了までの期間ですが、一般的には3〜6ヶ月程度(リクナビNEXT調べ)の長い時間がかかることが多いようです。保育士さん業界も大きくは変わらず、平均で3〜6ヶ月程度の期間で転職する方が多くなっているとコロキャリアのアンケートでも同様の結果となりました。

転職活動についてもっと細かく知りたい方は以下の「転職ノウハウ」ページをご覧ください!
↓↓
完全解説!保育士さんの転職の流れ

転職成功確率を上げるためのポイントは?

転職活動を進める上で大切なのは希望する条件に合う求人を探し出すことです。
結局、何のために転職を開始したのかと思えば、自分の方針と合う保育園に勤めるためですよね。その条件に合わない保育園といくらご縁があっても全くの無意味です。他の条件面で多少の妥協は必要なケースがあるかもしれませんが、今回の転職は方針を大切にするわけですから、その点においては妥協は一切しない方が良いでしょう。逆を言えば、妥協するのであれば今の園で勤務を続けていても妥協できていないとおかしいですよね?

ただ、条件にぴったりフィットする求人が簡単に見つかるわけもありません。そのためには求人情報がたくさん集まる仕組みを作っておくことが大切になります。仕組みというと難しそうなイメージがあるかもしれませんが全然簡単です。1時間もかからずにできてしまうのでぜひ試してみてくださいね。

求人情報がたくさん集まる仕組みの作り方

求人情報がたくさん集まる仕組みのタネは転職支援サービスを利用することです。転職支援サービスのご紹介をすると怪しいと思われてしまうかもしれませんが安心してください。サービスの多くが大きな企業で運営されている安心できるサービスばかりです。

では具体的に転職支援サービスのメリットは何なのでしょうか?具体的に挙げてみましょう。

  1. 求人が集まっていて自由に応募できる
  2. 条件を伝えれば求人を探してきてくれる
  3. 外からは分からない園の情報を提供してくれる

求人情報がたくさん集まるという観点で見ても大きな3つのメリットがあります。これを全て自分でやろうと思うととても効率が悪いですし、また自分ではできないこともありますよね。
特に2つ目のメリットは自分の手間をかけることなく求人情報を集めることができますので、まさに仕組み化と言えるでしょう。仕事で疲れた身体で求人情報を探せる気力がある保育士さんは多くないでしょうから、ぜひこういったサービスを使って効率的に求人情報を集めるべきでしょう。

効率を上げるポイント!
複数の転職サービスを利用すること
最低2つ以上できれば3つのサービスを利用することが理想的です

後続の仲間のために一言申す

最後は今の同僚のために一言、園長や理事長に物申すことです。ただし、デメリットも多いのであまりオススメはしませんがどうしても最後に園長や理事長に伝えたいんだ、と思う方は指摘してもいいかもしれません。できるだけ問題にならないよう、伝え方のコツについても解説していきたいと思います!

伝えるために大切なこと

園長や理事長ああなたにとって上司、目上の人になります。そんな人たちに部下であるあなたが何の注意もなしに指摘をすることで相手に嫌な思いを抱かせてしまう可能性はとても高いです。そのため、あなたが損をしないようにちょっとした気をつける3つのポイントを紹介します。

  1. 言葉遣いに気をつける
  2. 話し方に心理テクニックを使う
  3. 内容は業務上のことに留める
言葉遣いに気をつける

先にもお伝えした通り、相手は上司です。目上の人になるので言葉遣いはきちんとしたいところです。特に気をつけたいのは以下のポイントです。

  1. 敬語をきちんと使うこと
  2. 毅然とした態度で話すこと
  3. 感情的に話さないこと

上記の3つはしっかりとクリアしておきたいところです。でないと、話をする前に失礼だと思われて話の内容が相手に入らなくなってしまいます。伝えたいことを相手にしっかりと届けるためにもしっかりとした言葉遣いをしておきたいところです。
特に3つ目の感情的に話さないはとても大切です。お話をしているうちに興奮してしまったり、相手側が失礼な態度や反論をしてきた場合にどんどん感情的になってしまう可能性が高いでしょう。でも、そこで注意したいのは感情的になってしまった場合、相手には内容は届きません。そんなことになっては話す意味もなくなってしまいますので、話す前に冷静になるよう自分に言い聞かせることを忘れないでください。

参考ページ

▽正しい敬語について振り返りたい方はこちら
社会人と接する最低限のマナー 敬語編

▽正しい目上の人と接する態度について振り返りたい方はこちら
社会人と接する最低限のマナー 立ち居振る舞い編

話し方に心理テクニックを使う

次は少しレベルの高いテクニックになりますが、心理学の力を利用しましょうというお話です。
あなたも何かを指摘されるのは嫌だなと思いませんか?実はそれは上司も同じなのです。人間は指摘されるのが好きという人はあまりいませんよね。なので、話した内容がどれだけ正しくても受け入れがたいなと思ってしまうのです。あなたも同じようなことはないでしょうか。

そこで大切なのは相手が受け入れやすいように話すことです。「子どもじゃないんだから」と思わず、ちょっと試してみてください。実は効果がすごく感じられると思います。今回紹介したいのは『マイナス・プラス法』です。テレビや本などで知っている人も多いと思います。内容はシンプルに、「マイナスなこと話した後にプラスなことを話す」というものです。詳細はリンク先を確認していただければと思いますが、話す相手に伝わる確率がグンと上がりますし、トラブルになる可能性も低くなります。ぜひリンク先を見て研究してくださいね!

▽マイナス・プラス法について
人に好かれる話し方◇マイナスプラス法&プラスプラス法 | 【しあわせ心理学】パンダの温度

内容は業務上のことに留める

最後に注意したいのは指摘する内容は業務上のことにすることです。これを注意しないと最悪の場合は訴訟問題など訴えられてしまう可能性がありますので注意してくださいね。

まず、方針が違うなどの話はあくまで業務上のことですよね。ときどき、それから発展して相手の人格や身体的特徴などが受け入れられないという方向に不満が発展してしまう方がいます。そのため、話してるうちにヒートアップして相手の人格や身体的特徴について話してしまう人がいます。
これはとても危険で最悪の場合は、名誉毀損などの罪で訴えを起こされてしまう可能性があります。セクハラやパワハラ同じことですよね、大切なのは相手がどう思うかということなのです。業務上の指摘であれば、ただの指摘になりますのでそういったリスクはありません。節度を持って伝えることにしましょう。

指摘内容がハラスメント行為の場合は
ハラスメント行為は重大な罪です。ハラスメントの場合は法的な措置をとりましょう。
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ハラスメント悩み相談室。職場のハラスメントでお悩みの方へ

最後に

ここまで園の方針が合わない場合の対処法をご紹介してきました。対処には順番がありますのでぜひ今回の内容を参考に問題の解決していただいたらとても嬉しいです。

もし、参考になりましたらSNSなどでシェアいただけるととても嬉しいです!