【ブクマ必須】保育士さんの衝撃の給料を令和元年最新のデータで分析してみた

※こちらの記事は超重量級のデータになります

全部読む必要はないので、目次から気になる項目を見る形で利用いただくと便利です

全部読みたいという方はブックマークしていただくと便利かと思います!

 

令和2年から細かいデータが出なくなってしまいましたので、こちらの記事は最終更新版の令和元年のデータを元に保育士さんたちの給料事情をご紹介していきます。

 

超ラクしたい方のために結論を5行でお伝えさせていただきます笑

 

  1. 新卒で入った年がマジで地獄
  2. 男女差が激しすぎて問題があると思う
  3. 続けているとある程度お金持ちになれる
  4. 意外な穴場は滋賀県
  5. 出世できる実力があるなら公立を選べ

 

そんなところです。

 

さて、真面目な方のために詳細を後述させていただきますね!笑

 

<目次が入る>

 

保育士さんの平均的な給料と推移

保育士さん全体の給料は令和2年実績(※)で374.4万円という結果でした。

令和元年が353.4万円だったので、1年間で平均的な給料が約6%の20万円ぐらい増えたことになります。

 

これは日本政府が保育士不足を理由に支援を広げてきた結果ということでした。

普段、役に立たないと思っている(?)かもしれない日本政府ですが、保育士さん不足を解決するために実施している処遇改善については上手く進んでいると言える結果でした。

 

過去5年の推移を見てみる

下の図は過去5年間の保育士さん全体の給料年間額の推移になります。

毎年、毎年に金額がアップしていくのが分かりますね!

 

理由ですが、日本政府が実施した保育士さんに向けた処遇改善の効果です。

正直、ここまで効果バツグンだともっと早くやってよって思ってしまうのは気のせいでしょうか?

出典:賃金構造基本統計調査のデータをコロキャリア編集部で加工

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429

 

  • 2016年から比較すると15%も給料がアップしている
  • 15%は大体年間にすると50万円ぐらいの金額がアップした
  • このペースで行くと2021年には平均年間給料が400万円の大台に乗りそう
  • 年間給料が400万円になると日本の中では年収が多い方の部類に入る

 

というわけでポジティブな点がよく分かる分析結果となりました!

 

保育士さんたち、着々と改善がすすんでいますよー!

 

ということがよく分かる内容でした!

 

※年齢別、経験年数ごとなどの詳細なデータが更新されず、全体年収だけが公開されています

 

0年目の地獄、新卒や未経験者は辛いよ(ノД`)

保育士さんは貧乏?なんて言われることがありますが、今までのデータを見る限りではそんな事実はなさそうでしたね!

 

<保育士 貧乏の記事について関連リンクを掲載>

 

では、その理由を分析してみようと思い、私的に気になったデータをご覧いただきたいと思います。

 

  月収 ボーナス 年合計
全体平均 24.6 71.2 365.9
0年目 20.6 4.0 250.8

出典:賃金構造基本統計調査のデータをコロキャリア編集部で加工

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429

 

こちらのデータです。

 

(;´Д`) わ、私たちのボーナスが!!!!

 

そうなんです、新卒で入社した年や未経験から入社した場合、初年度はボーナスが支給されないことが多いことが統計データの中で分かってきたのです!

 

これは個人的にもショックなデータでした。

普通の会社員でも初年度は夏のボーナスが支給されないことがありますが、大概は冬のボーナスで気持ち程度のボーナスが貰えることが多いです。

今回のデータからも4万円はもらえていることが分かりましたが、4万円でボーナスって言われても、、、って感じですよね。

 

翌年からは平均ボーナスは60万円/年ほどε-(´∀`*)ホッ

でも安心していただきたいのは、翌年からはボーナスとして平均60万円程度支給されるのがスタンダードになってきます。

60万円も年額で支給されれば、生活はかなり潤ってきますよね笑

 

貧乏を感じないためのコツは、

 

  1. 収入額に合った生活水準を守る
  2. 初年度はできるだけ実家や寮などで家賃を節約
  3. 欲しいものは2年目からのボーナスで買う

 

ということになります。

 

結構初年度はカツカツになりますので、ぜひあらかじめ節約を意識して過ごすことを意識しましょう。

 

もし、節約できない場合、あなたを待ち受けているのは

 

借金

 

ということになります。。。

 

 

エグすぎる男女差、ここが次なる改善ポイントか!

保育士という仕事を語る上で欠かせないのが男女間の給料差がとてもあるということです。

あるあるとは言われていましたが、思ってるよりもエグいレベルであるので、そこを深堀してみたいと思います。

 

論より証拠、ということで、具体的な男女格差のデータを下に記載してみます。

 

性別 月収 ボーナス 年合計
男性 25.9 58.2 369.6
女性 24.3 62.4 354.0

 

あれ??

意外と変わらない?

 

じつはこれ、平均のマジックなんです。

実は男女間の格差は年齢が上がるごとにエグくなります。

 

男性(年齢) 月収 ボーナス 年合計
 20 ~ 24歳 22.5 26.2 296.4
 25 ~ 29歳 23.2 55.0 333.2
 30 ~ 34歳 27.7 68.7 400.5
 35 ~ 39歳 27.2 66.7 393.0
 40 ~ 44歳 41.2 142.8 637.7
 45 ~ 49歳 29.9 80.2 438.9
 50 ~ 54歳 32.3 123.9 511.6
 55 ~ 59歳 38.5 144.6 606.7
 60 ~ 64歳 32.1 109.4 494.6
女性(年齢) 月収 ボーナス 年合計
 20 ~ 24歳 21.6 41.1 299.8
 25 ~ 29歳 23.7 60.9 344.7
 30 ~ 34歳 24.2 63.8 354.2
 35 ~ 39歳 25.2 69.7 371.5
 40 ~ 44歳 25.1 70.0 371.5
 45 ~ 49歳 25.5 68.4 375.0
 50 ~ 54歳 26.4 78.8 395.1
 55 ~ 59歳 27.5 83.8 414.1
 60 ~ 64歳 23.5 49.1 331.2

 

30歳までは平均年収は女性の方がやや多いのですが、30歳を過ぎてから格差が開くばかりです。

 

グラフなんかにしてみるともっと分かりやすいですよ~! ↓↓

 

 

  • 30代からちょいちょい逆転
  • 40代からなんてエグいレベルで逆転
  • 200万円~300万円の差が年レベルではついてしまう

 

こんなことになってしまうのです!

これってちょっと問題が含まれるよなぁってデータですよね。

 

男性との間で年収乖離が大きくなってしまうと女性が続けにくい職場環境があることが浮き彫りになってきますね。

こういった性差を無くしていけるよう今後は日本政府に努力をしていただきたいと思っています。

 

続いては経験年数が上がるにつれてどうなるかを調査

次に分析するのは保育士を続けていて未来があるのか、という点です。

結論で言えば、保育士も続けていれば、それなりの給料をもらうことができます!

 

では、実際に経験年数ごとの平均年収を下に記載してみますね。

 

経験年数 月収 ボーナス 年合計
0年 20.6 4.0 250.8
1~4年 22.4 58.8 327.8
5~9年 24.3 73.4 365.1
10~14年 26.0 88.3 400.6
15年以上 29.8 115.5 472.8

 

どうでしょうか。

15年も勤続していると500万円近い給料が年間でもらえることが分かります!

 

石の上にも三年、と言いますが、保育士の職も15年というところでしょうか。

やはり、続けていると良いこともありそうですね!

 

でも、でもですよ、、、

女性だけに区切ってみると、、、

 

経験年数 月収 ボーナス 年合計
0年 20.4 7.4 251.8
1~4年 21.7 56.4 316.2
5~9年 23.0 67.4 343.9
10~14年 24.2 75.0 364.9
15年以上 26.8 98.5 420.2

 

ちょっと年収ベースが下がりますね!!!

 

ここでも性差があって、個人的にはちょっとガッカリです。

 

マジで日本政府さん!女性保育士さんの給料が安くなる理由ってなんなんですか!怒

 

保育士を本気で増やしたいと思っているのならば、就業比率90%以上の女性を手厚くしなきゃダメでしょ!

10%もいない男性保育士を優遇するだけじゃ、保育士さんは全然増えていきませんよ。。。

 

都道府県別で受け取れる給料は変わるのか

続いてはエリアごとの特性について分析していきますね。

結論、こちらもエグいレベルで格差が生まれている状況でした。

 

論より証拠(しつこい)ということで、まずは下に表を掲載させてもらいますね。

 

都道府県 男性 女性 平均
香川 944.9 312.9 628.9
滋賀 623.3 401.6 512.4
和歌山 543.6 326.7 435.1
長崎 493.7 368.7 431.2
山口 494.8 366.0 430.4
広島 472.3 376.0 424.1
大阪 461.7 365.1 413.4
神奈川 431.4 388.4 409.9
大分 452.2 366.7 409.5
愛媛 457.6 348.3 403.0
千葉 417.4 387.5 402.5
福井 438.3 356.7 397.5
東京 367.9 414.5 391.2
群馬 410.5 366.8 388.6
愛知 394.2 376.5 385.3
兵庫 389.8 374.3 382.1
宮崎 404.5 356.4 380.4
熊本 392.8 366.4 379.6
静岡 410.6 337.5 374.1
沖縄 423.9 322.3 373.1
三重 408.6 335.6 372.1
鳥取 381.1 358.8 370.0
京都 356.4 379.1 367.8
栃木 372.1 359.8 365.9
奈良 非開示 365.5 365.5
岩手 402.8 324.6 363.7
福岡 340.8 381.9 361.3
北海道 360.5 354.6 357.5
富山 367.3 345.5 356.4
長野 359.4 348.1 353.8
鹿児島 364.2 340.7 352.4
山梨 338.6 360.1 349.3
島根 372.0 325.9 348.9
埼玉 344.2 340.9 342.5
徳島 353.6 316.9 335.3
岡山 非開示 333.7 333.7
岐阜 376.0 284.7 330.4
石川 299.9 359.5 329.7
茨城 308.2 343.9 326.1
青森 297.8 348.1 322.9
佐賀 337.4 305.9 321.6
高知 291.3 335.0 313.1
山形 304.8 313.9 309.4
福島 265.0 337.4 301.2
宮城 295.5 301.1 298.3
新潟 293.6 289.6 291.6
秋田 240.4 338.2 289.3

出典:賃金構造基本統計調査のデータをコロキャリア編集部で加工

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450091&tstat=000001011429

 

  • 香川県、滋賀県の男性保育士の給料が異様に高い
  • 該当のデータが13人程度のデータだったので信憑性は低め
  • 上の2点を考えると和歌山県が最も給与水準が高い
  • 各都道府県ともに男女の給料格差がある

 

ざっとこんな感じのことが分かってきますね!

 

また、性差かよ!!!

 

保育士さんたちの給料事情を分析すると男女の性による給料の格差が大きく日本には存在することがよく分かってきますね。

 

女性を中心に分析を進めてみる

コロキャリアは女性保育士さんを応援するメディアですから、女性のデータにフォーカスしてみましょう。

女性が多く給料をもらえるエリアは以下のようになります。

 

都道府県 女性
東京 414.5
滋賀 401.6
神奈川 388.4
千葉 387.5
福岡 381.9
京都 379.1
愛知 376.5
広島 376.0
兵庫 374.3
長崎 368.7
群馬 366.8
大分 366.7
熊本 366.4
山口 366.0
奈良 365.5
大阪 365.1
山梨 360.1
栃木 359.8
石川 359.5
鳥取 358.8
福井 356.7
宮崎 356.4
北海道 354.6
愛媛 348.3
長野 348.1
青森 348.1
富山 345.5
茨城 343.9
埼玉 340.9
鹿児島 340.7
秋田 338.2
静岡 337.5
福島 337.4
三重 335.6
高知 335.0
岡山 333.7
和歌山 326.7
島根 325.9
岩手 324.6
沖縄 322.3
徳島 316.9
山形 313.9
香川 312.9
佐賀 305.9
宮城 301.1
新潟 289.6
岐阜 284.7

 

  • 女性に区切るとやっぱり首都東京が一番給料が高い
  • 二位は意外(?笑)にも滋賀県!
  • 一都三県の首都圏では埼玉だけが下位なので避けたいところ
  • 昨年最下位の沖縄県は大きくランクアップ!30万円ぐらい年の給料額が上がってる!
  • 令和元年の最下位は岐阜県という形でフィニッシュ

 

というわけで、男女平均でのランキング上位の顔ぶれとはちょっと変わってきましたね。

 

首都である東京は給料も多いですが、家賃を始めとする生活費も必然的に高くなってしまいます。

そのため、給料は他県よりも多いが生活は苦しいという状況になる可能性も高いのが実情です。

 

例えば、ランキング上位の都道府県で見た場合、

 

都道府県 平均年収(女性) 平均家賃年額 家賃引き後年収
東京 414.5 82.5 332.0
滋賀 401.6 53.9 347.7
神奈川 388.4 67.1 321.3
千葉 387.5 62.4 325.2
福岡 381.9 55.6 326.2

※平均家賃は全国家賃動向より抜粋、年額にコロキャリア編集部で変更

https://www.pbn.jp/yachin/date/2021/03/

 

家賃を引いたあとの年収は東京都と滋賀県でランキングが逆転します。

また、東京都と30万円近く年の給料額では差がある神奈川県や千葉県も家賃を引いたあとに残る給料は年額で10万円以下の差しかないことも分かりますね。

 

保育士さんの生活レベルを改善する上ではこういった生活費を考慮した働く地域の選び方も大切になってきます。

そういった情報をもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

 

<関連リンク 決定版!保育士さんが豊かに暮らせる街をご紹介のリンクカードを掲載>

 

公立?私立?出世する自信があるなら圧倒的に公立優位

続いては保育園の運営による給料の差について見ていきましょう。

しつこめですが、論より証拠ですので、まずはデータを以下に掲載します。

 

役職 私立 公立
施設長 679.1 759.6
主任保育士 507.6 674.1
保育士 362.2 363.7

※令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】より抜粋

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/data/pdf/chousa/kekka.pdf#page=7

 

  • 役職に就いていない場合、給料水準はほぼ同レベル
  • 主任など役職につくと年間で100万円以上の差がつく
  • 出世を目指して仕事に向き合える人は公立がオススメ

 

というような結論が見えてきました。

しかしながら、

 

公立の園長って高給取りだね!!

 

まったくもって夢のあるお話です。

 

公立の保育園にお勤めの皆さん、

 

園長や主任からは遠慮なく奢ってもらってくださいね

その人達、お金持ちですよ!

 

給料を上げたいなら職場選びが一番大切!

いかがでしたでしょうか。

もう一度、冒頭に挙げた結論を5つ紹介しますね。

 

  1. 新卒で入った年がマジで地獄
  2. 男女差が激しすぎて問題があると思う
  3. 続けているとある程度お金持ちになれる
  4. 意外な穴場は滋賀県
  5. 出世できる実力があるなら公立を選べ

 

こちらの内容がそれぞれのレポート結果から分かっていただけたかと思います。

 

今回のレポートから分かっていただきたいことは、

 

お金の問題は初めに選んだ職場から決まっている

 

ということです。

 

つまり、選んだ場所が悪ければ、永遠にお金の面で楽になることはないということです。

選んだ時点である程度、勝負が決まっているわけなのでぜひ職場選びは慎重にしていただきたいです。

 

そんなこと言われても、情報集めるのも大変だし、ベストな選択ってなによって気になる方は、コロキャリアが分析した結果をまとめた以下の記事を参考になさってください。

 

<令和決定版 これが保育士の生きる道へのリンクカード掲載>

 

ちなみに転職をすぐに考えるのは良くない

こういった内容をご紹介すると即座に転職を考える方がいますが、正直あまりおすすめできる手ではありません。

 

わっ、給料安すぎ!転職しなきゃ!

転職したらハッピーになれました!

 

こんな記事が世の中に溢れていますが、転職して大満足だったという人はあまり多くないというのも実際のことです。

広告での売上を目的に無駄に転職を煽るような情報サイトもありますが、注意して転職には向かいたいところです。

 

まずは現状を理解して解決すべき問題を知ろう

給料が安い、待遇が悪いと感じている人はまず現状の自分の状況を理解することが大切です。

 

  • どの点がどの程度悪いのか(平均から比べる)
  • どのように改善するのが理想的なのか(ゴールを決める)
  • 過剰な要求になっていないか(平均からあまりに離れていないか)
  • お金以外に考慮する点はないのか(人間関係、職場環境などお金以外にも色々ある)

 

こういったことを考えないで、「給料が安い→すぐ転職だ」と煽るサイトはあまり信用しないほうがいいかもしれませんね。

 

コロキャリアがおすすめしたい方法は、まずは自分の現状を理解するところから始める、ということです。

 

現状を理解することで、冷静に正しい判断をする事ができます。

それが良い結果を生み出すことを信じていますし、実際に多くの方を支援する中で満足の行く結果を生み出していることが多いです。

 

今回のご提供した情報はあくまで統計情報です。

そのため、

 

  • 給料は高いけど人間関係は最悪
  • 給料は安いけど働きがいもあり、めっちゃハッピー

 

こんなことはデータには現れてきません。

 

でも、実際問題としてこういったことってあなたにとって大切なことですよね?

 

給料も大切ですが、それ以外にも大切なことはたくさんあります。

ですから、データはデータとちゃんと事前に理解した上でこういったデータと関わるようにしましょう!