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サイタホールディングスに高卒で入れる?グループ各社の学歴要件

企業グループの募集要項で応募資格に高卒が含まれるかを確認するイメージ
コロキャリア編集部

※本記事には広告(プロモーション)を含みます。編集部が転職サービスを勧める基準は編集方針ですべて公開しています。

先に結論を書きます。編集部が2026年8月23日にサイタホールディングス株式会社の採用ページとグループ各社の募集要項を確認したところ、株式会社才田組の新卒採用の応募資格に「高卒、専門学校卒、大学卒」と明記されていました。才田砕石工業株式会社の中途採用は、応募資格が「学歴・経験不問」です。

つまり「高卒でサイタホールディングスに入れますか」への答えは、グループの事業会社には入口があり、募集要項にそう書かれているになります。ただし、持株会社であるサイタホールディングス本体は「現在は募集しておりません」と記載されており、本体を調べても採用情報は出てきません。

この記事では、グループ5社の募集状況を並べたうえで、応募資格と給与・勤務地に何が書かれているかを示します。あわせて、持株会社を調べて行き止まりになったときに、どこを見に行けばいいのかという手順も書きます。これはサイタホールディングスに限らず使える読み方です。

訂正履歴

  • 2026年10月5日|見出し「持株会社のサイタホールディングスを調べても、採用は出てこない構造です」:見出しの「持株会社を調べても、採用は出てこない構造です」を「持株会社のサイタホールディングスを調べても、採用は出てこない構造です」に修正しました。見出し「まとめ」の「持株会社を調べても採用が出てこないのは構造上当然です。」も「サイタホールディングスを調べても採用が出てこないのは、持株会社に現場の職種が無いためです。」に修正しました。理由:持株会社を調べても採用が出てこないことについて、持株会社一般の構造として当然だと断定していましたが、それを示す集計・根拠は、編集部が確認した範囲では見当たらず、裏づけを示せない記述でした。編集部が確かめたのは、サイタホールディングスの有価証券報告書(提出会社の従業員17名がすべて全社共通)までです。

結論:入口はグループの事業会社にあります

サイタホールディングス株式会社は持株会社で、事業そのものはグループ会社が行っています。採用ページも会社ごとに分かれています。2026年8月23日時点の募集状況を並べます。

会社 募集状況 応募資格に書かれている学歴
サイタホールディングス株式会社(本体) 現在は募集しておりません —
株式会社才田組(新卒) 土木、建築現場管理 「高卒、専門学校卒、大学卒」
株式会社才田組(中途) 土木・建築技術者 「特になし、やる気があれば可。」
才田砕石工業株式会社(中途) 砕石プラントメンテナンス 「学歴・経験不問」
才田砕石工業株式会社(中途) 重機オペレーター 「学歴・経験不問」
株式会社サイテックス/有限会社賀和運送/フエフーズ・ジャパン株式会社/HUE FOODS COMPANY 現在は募集しておりません —

出典:サイタホールディングス株式会社「採用情報」および各社の募集要項ページ(2026年8月23日に公式サイトで確認)。

読み取れることは3つです。第1に、才田組の新卒募集は学歴を3つ並べる形式で、その先頭に「高卒」が入っています。応募資格から漏れていないということです。第2に、才田組の中途と才田砕石工業の中途は、学歴要件そのものを否定しています。「特になし」「学歴・経験不問」という書き方です。第3に、募集を出しているのは6社中2社で、持株会社を含む4社は募集していません。

編集部の判定は「本体になくグループ会社にあり」です。応募資格に学歴が列挙されていて高校卒が抜けている会社(たとえば高卒でセガサミーに入れるかを募集要項で確認した記事)とは、まったく逆の構造になっています。

持株会社のサイタホールディングスを調べても、採用は出てこない構造です

「サイタホールディングス 採用」で調べて行き止まりになるのは、当然です。理由は有価証券報告書に書かれています。

第70期(2024年7月1日〜2025年6月30日、2025年9月29日提出)の「従業員の状況」は次のとおりです。

区分 従業員数
連結会社合計 262名
うち建設事業 49名
うち建材事業 123名
うち酒類事業 56名
うちその他の事業 17名
うち全社(共通) 17名
提出会社(サイタホールディングス単体) 17名

出典:サイタホールディングス株式会社 第70期有価証券報告書「第1 企業の概況 5 従業員の状況」(EDINET書類管理番号S100WN39。2026年8月23日確認)。数値は2025年6月30日現在。提出会社の平均年齢51.5歳・平均勤続年数12.9年・平均年間給与4,971,607円。同社は福岡証券取引所に上場しています(証券コード1999)。

持株会社の従業員は17名で、全員が全社共通=管理部門です。連結262名のうち、実際に現場で働く245名はグループ会社に所属しています。持株会社が募集を出していないのは、採用を絞っているからではなく、そもそも現場の職種を抱えていないからです。

ここから、持株会社を調べるときの手順が出ます。社名に「ホールディングス」「グループ本社」が付いている会社を調べて採用情報が薄いときは、次の順に見てください。

  1. 有価証券報告書の「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数差を見る。差が大きいほど、採用は事業会社側にあります
  2. 同じ表のセグメント別の内訳を見る。どの事業に人がいるかがわかります
  3. グループ会社の一覧を開き、人数の多いセグメントの会社から募集要項を見る。サイタホールディングスの場合は建材事業123名が最大です。有価証券報告書はセグメント名と会社名の対応までは書いていませんが、砕石を担うのが才田砕石工業であることは事業紹介ページから読み取れます
持株会社より、事業会社の募集を確認を示した図

才田組の募集要項には、何がどう書かれているか

才田組は1923年創業の土木建築会社で、道路・河川・土地造成・上下水道・農業土木などの公共工事を主に受注しています。新卒と中途で募集要項が分かれています。原文のまま並べます。

項目 新卒採用 中途採用
職種 土木、建築現場管理 土木・建築技術者
応募資格 「高卒、専門学校卒、大学卒」 「特になし、やる気があれば可。順次、資格取得を推奨。建築士および1級・2級土木・建築施工管理技士の資格者は優遇。」
給与 「年収 3,200,000円 ~ 3,600,000円(※月給換算 200,000円 ~ 230,000円)」 「経験・能力を考慮の上、当社規定により決定。」
勤務地 福岡県朝倉市(朝倉支店:朝倉市下渕472)・福岡県内の現場 福岡県朝倉市・博多区(海外事業希望者も対応)
勤務時間 8:00 ~ 17:00 8:00 ~ 17:00
休日 土曜(第2、4)、日曜、祝日、夏季・年末年始休暇 同左

出典:株式会社才田組 募集要項(2026年8月23日にサイタホールディングス公式サイトで確認)。福利厚生は両区分とも昇給年1回・賞与年2回・社会保険完備・通勤手当・各種手当・祝い金・資格取得制度・退職金制度・持株会制度。

ここで注目してほしいのは、給与が学歴で分かれていないことです。「高卒◯円/大卒◯円」という初任給テーブルではなく、年収3,200,000円〜3,600,000円という1本のレンジで示されています。応募資格に高卒が入っていて、しかも給与テーブルが学歴で分かれていない——この2つがそろっている会社は、当サイトが個社の募集要項を確認してきた中でも多数派ではありません。

金額の水準も見ておきます。月給換算200,000円〜230,000円は、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」の高校卒20〜24歳の所定内給与額225,200円とほぼ同じ帯です(所定内給与額は超過労働給与を除く税引前の金額で、募集要項の月給とは定義が完全には一致しません)。地方の中小企業の求人としては相場から外れていない、というのが編集部の見立てです。初任給の相場そのものは高卒初任給の実額推移で確認できます。

「学歴・経験不問」と書いてある会社を、どう受け取るか

才田砕石工業株式会社の中途採用は2職種で、いずれも応募資格が「学歴・経験不問」です。

  • 砕石プラントメンテナンス:砕石製造プラントのメンテナンス業務。先輩社員が指導し、必要資格の取得を支援
  • 重機オペレーター:砕石場内での大型建設機械(油圧ショベル・ホイールローダー・ダンプトラック)の操縦

いずれも勤務地は福岡県朝倉市下渕472で転勤なし、勤務時間8:00〜17:00、給与は経験・能力を考慮のうえ会社規定により決定、通勤手当は15円/kmと記載されています(2026年8月23日確認)。

ここで1つ、注意を書いておきます。「学歴不問と書いてあるから学歴を見ない」とは言い切れません。理由は法律の作りにあります。労働者の募集にあたって労働条件を明示する義務は職業安定法5条の3第1項が定めており、明示すべき事項は同条4項の委任を受けた同法施行規則4条の2第3項が列挙しています。業務内容・契約期間・就業の場所・労働時間・賃金の額・社会保険の適用などですが、この中に学歴は入っていません。書く義務がない項目なので、書いてあることにも書いていないことにも、法的な裏づけはありません。

それでも、書いてある会社と書いていない会社では意味が違うというのが編集部の見方です。学歴・経験不問と明記するのは、その文言を社外に出す判断をしたということです。少なくとも応募の入口で機械的に外される確率は下がります。編集部の運営メンバーは中途採用の面接官として100人以上と面接してきましたが、実務上、応募資格による仕分けは人事が一人ずつ読む前の段階で処理されます。「会って話せばわかってもらえる」の手前で終わらないことが、応募資格の記載がもたらす一番の実利です。

いま募集が閉じている会社を、どう扱うか

募集を出しているのは、グループ会社6社のうち2社だけです。残る株式会社サイテックス、有限会社賀和運送、フエフーズ・ジャパン株式会社、HUE FOODS COMPANY、そして持株会社本体は「現在は募集しておりません」です。ここで候補から外すかどうかは、判断が分かれるところです。

編集部の見方は、外さなくてよい、です。理由は2つあります。第1に、募集状況は事業の受注量で動きます。才田組の中途募集には「現在、一つの現場に2〜3名の技術者が必要となっており、補助人員が不足しています」という説明が添えられており(2026年8月23日確認)、これは工事量に連動する種類の不足です。第2に、連結262名の会社は、公的な開示から採用の動きを追えません。労働施策総合推進法27条の2第1項は「常時雇用する労働者の数が三百人を超える事業主」に中途採用比率の定期公表を義務づけていますが、262名はこの基準に届かないため、この会社の中途採用比率は公表されていないと考えられます。

つまり、この規模の会社は自分で聞くしかありません。聞くべきことは3つです。「今後の募集予定はあるか」「直近で高校卒の方の採用実績はあるか」「未経験から入った人はどの職種に多いか」。答えの中身だけでなく、答えたかどうかも判断材料になります。

建設・砕石という業界を、高卒の読者はどう見るか

まず、建設・採掘従事者の求人倍率は、職業大分類の中で保安職業従事者に次いで高い水準です。厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」令和8年3月分の職業別有効求人倍率は次のとおりです(全国計)。

職業(大分類) 常用(パート含む) 常用(除パート)
建設・採掘従事者 4.81倍 5.41倍
輸送・機械運転従事者 2.08倍 2.25倍
生産工程従事者 1.57倍 1.70倍
職業計 1.10倍 1.17倍
事務従事者 0.44倍 0.41倍

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」令和8年3月分・参考統計表7-1および8-1。有効求人倍率はハローワークに登録された有効求人数を有効求職者数で割った値であり、採用される確率ではありません。

建設・採掘従事者は事務従事者の約11倍の倍率です(編集部算出)。人が採れていない職種だということです。応募資格に「学歴・経験不問」と書く会社が出てくるのは、この需給と無関係ではありません。

次に、正直に書いておくべき数字があります。厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」より「新規高卒就職者の産業別離職状況」(令和4年3月卒)では、建設業に就職した高卒者は14,102人(高卒就職者全体の10.3%)で、3年以内離職率は41.4%です。調査産業計の37.9%より3.5ポイント高い水準です(構成比・差は編集部算出)。入りやすい代わりに続きにくい面がある、と読むのが妥当です。

一方で、この業界には学歴が効かない資格の階段があります。2級土木施工管理技術検定の第一次検定について、指定試験機関である一般財団法人全国建設研修センターは受験資格を「令和8年度中における年齢が17歳以上の者(平成22年4月1日に生まれた者も含む)」と記載しています(2026年8月23日確認)。年齢だけで、学歴の要件は置かれていません(第二次検定は実務経験に基づく受験資格が別に定められています)。才田組の中途採用が「1級・2級土木・建築施工管理技士の資格者は優遇」としているのは、この階段のことです。学歴の代わりに提示できるものが制度として用意されている業界だ、という点は押さえておく価値があります。

資格と実務経験を積む、段階を確認を示した図

学歴の差はどこに出て、何なら変えられるのか

この1社に入れるかどうかより、生涯の金額として大きいのはこちらです。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」の学歴別の表(男女計・所定内給与額)を見ます。

年齢階級 高校卒 大学卒 差(編集部算出)
20〜24歳 225,200円 263,900円 38,700円
40〜44歳 309,000円 425,300円 116,300円
50〜54歳 335,100円(高校卒のピーク) 494,900円 159,800円
55〜59歳 332,100円 529,100円(大学卒のピーク) 197,000円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(3)学歴別にみた賃金・第3表(2025年6月分の所定内給与額)。差の列は同表の数値から編集部が算出しました。

入口の差は38,700円ですが、55〜59歳では197,000円まで開きます。約5.1倍です(編集部算出)。高校卒の賃金は50〜54歳でピークに達して下がり始め、大学卒のピークは5年遅い55〜59歳です。高卒の不利は入口ではなく途中に出ます。だからこそ、入った先で何が積み上がるかを先に見てください。才田組も才田砕石工業も、福利厚生に資格取得制度を挙げています。

同じ調査から、性質の違う差をもう2つ取れます。

差の種類 年齢計の差(編集部算出) 本人が変えられるか
学歴(大学卒−高校卒) 99,100円 変えられない
雇用形態(正社員−正社員以外) 117,100円 変えられる
企業規模(大企業−小企業) 79,500円 変えられる

出典:同概況の第3表・第6-1表・第4表。差はいずれも編集部算出。企業規模の区分は常用労働者1,000人以上が大企業、100〜999人が中企業、10〜99人が小企業(同概況「用語の解説」)。3つは別々の集計で母集団が重なっているため足し算はできません。それでも、学歴と同じくらいの差が、自分の行動で変えられる軸にも存在していることは読み取れます。なお連結262名のサイタホールディングスグループは、この区分では中企業に当たります。より規模の大きい建設会社の採用条件は若築建設の採用を扱った記事や奥村組の採用難易度を扱った記事も併せて見てください。

転職サービスの位置づけと、登録しなくていい人

先に構造を書きます。転職エージェント(有料職業紹介)の報酬は、紹介先の企業が支払う成功報酬です。求職者は原則として無料で使えます。書類添削・面接対策・相場のフィードバックは先払いで提供されるものなので、遠慮なく受け取って構いません。一方で、どの会社に行くか、いつ動くかの判断だけは自分で持ってください。提案される求人は「世の中の求人」ではなく、そのエージェントと契約している企業の在庫だからです。事業者が国の許可・届出を受けているかは、厚生労働省の人材サービス総合サイトで確認できます。当サイトは、許可・届出を確認できない事業者を勧めません。

そのうえで、次に当てはまる人は、いま登録しなくて構いません。

  • いまの職種の経験を積み増している最中で、賃金にも労働時間にも不満がない人
  • 社内で異動・昇格の話が具体的に進んでいる人。先に結果を見てからで遅くありません
  • 勤務地を福岡県内に限定したい人。この記事で扱った2社のように、地元企業は自社サイトで直接募集していることがあります

よくある質問

Q:高卒でサイタホールディングスに就職できますか?

持株会社である本体は「現在は募集しておりません」と記載されていますが、グループの株式会社才田組の新卒採用の応募資格は「高卒、専門学校卒、大学卒」です(2026年8月23日に公式サイトで確認)。才田砕石工業株式会社の中途採用2職種は「学歴・経験不問」と記載されています。したがって、グループの事業会社には高卒の入口があります。募集内容は入れ替わるため、応募前に公式サイトで最新の募集状況をご確認ください。

Q:サイタホールディングスに学歴フィルターはありますか?

募集要項の範囲では、学歴による足切りは確認できません。才田組の新卒は応募資格に高卒を明記し、中途は「特になし、やる気があれば可。」、才田砕石工業は「学歴・経験不問」です。ただし応募資格と選考基準は別のもので、応募資格を満たした人の中で誰を通すかは各社の判断になります。また、求人票の法定明示事項に学歴は含まれないため(職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項)、記載の有無から選考の実態を断定することはできません。

Q:高卒の初任給はいくらですか?

才田組の新卒募集は「年収3,200,000円~3,600,000円(※月給換算200,000円~230,000円)」と記載されており、学歴別の区分は設けられていません(2026年8月23日確認)。高卒・専門学校卒・大学卒で同じレンジが示されています。才田砕石工業の中途採用は「経験・能力を考慮の上、会社規定により決定」で、金額は公開されていません。

Q:未経験でも応募できますか?

才田組の中途採用の応募資格は「特になし、やる気があれば可。順次、資格取得を推奨。」と記載されています(2026年8月23日確認)。才田砕石工業の2職種も「学歴・経験不問」で、募集要項には先輩社員が指導し必要資格の取得を支援する旨が書かれています。実務経験年数を必須要件とする大手のキャリア採用とは、入口の設計が異なります。

Q:転勤はありますか?

才田砕石工業の募集要項には「転勤なし」と明記されています(勤務地:福岡県朝倉市下渕472)。才田組は新卒が朝倉支店と福岡県内の現場、中途が朝倉市と博多区で、海外事業希望者にも対応すると記載されています(2026年8月23日確認)。勤務地の範囲は、求人票の法定明示事項に「就業の場所(変更の範囲を含む)」として含まれています。書面で確認できる項目なので、応募時に必ず現物を見てください。

まとめ

  • サイタホールディングス本体は「現在は募集しておりません」ですが、グループの株式会社才田組の新卒応募資格は「高卒、専門学校卒、大学卒」で、高校卒が明記されています(2026年8月23日に公式サイトで確認)
  • 才田砕石工業株式会社の中途採用2職種(砕石プラントメンテナンス・重機オペレーター)は「学歴・経験不問」で、勤務地は福岡県朝倉市、転勤なしと記載されています
  • サイタホールディングスを調べても採用が出てこないのは、持株会社に現場の職種が無いためです。提出会社の従業員は17名で全員が管理部門、連結262名の大半はグループ会社にいます(第70期有価証券報告書・2025年6月30日現在)。有価証券報告書の「従業員の状況」で提出会社と連結の人数差とセグメント別内訳を見れば、どの会社を見に行けばいいかがわかります
  • 才田組の新卒給与は年収3,200,000円〜3,600,000円の1本のレンジで、学歴別の初任給テーブルが設けられていません。月給換算200,000円〜230,000円は高校卒20〜24歳の所定内給与額225,200円とほぼ同じ帯です
  • 建設・採掘従事者の有効求人倍率は4.81倍(令和8年3月・常用〈パート含む〉)で職業計1.10倍を大きく上回る一方、建設業に就職した高卒者の3年以内離職率は41.4%と調査産業計37.9%より高い水準です
  • 2級土木施工管理技術検定の第一次検定は「17歳以上」が受験資格で、学歴要件は置かれていません(全国建設研修センター、2026年8月23日確認)。学歴の代わりに提示できるものが制度として存在します

編集部の結論を、軸ごとに書きます。福岡県内で働き続けることを最優先する人にとって、この2社は候補に残す価値があります。一方で、収入の伸びを最優先するなら、離職率41.4%という数字を先に見てください。続かなければ積み上がりません。現職で経験が積み上がっていて、賃金にも労働時間にも不満がない人は、いま動く必要はありません。

今日やることは1つです。気になっている会社が「ホールディングス」なら、有価証券報告書の「従業員の状況」を開いて、提出会社と連結の人数差を見てください。差が大きければ、募集はグループ会社側にあります。

サイタホールディングスの応募条件を他社と比較するための企業一覧で、ほかの企業の学歴要件も確認できます。

※本記事は一般的な情報提供であり、各社の採用方針・募集内容は変更されることがあります。応募を検討する場合は必ず各社の公式採用ページで最新の募集要項をご確認ください。個別の労働条件・制度の適用については、都道府県労働局・労働基準監督署・ハローワークなどの公的窓口へご確認ください。


訂正履歴

  • 2026年9月29日|見出し「まとめ」:「応募資格に高卒が明記され、給与が学歴で分かれておらず、勤務地も限定されているという条件がそろっている会社は、そう多くありません。」を削除しました。理由:求人票・募集要項に学歴を書く会社と書かない会社の多い少ないを述べていましたが、学歴の記載の有無で求人を数えた公的な集計は、編集部が確認した範囲では見当たらず、裏づけを示せない記述でした。
  • 2026年9月29日|参考・出典:「令和8年3月分・参考統計表6(常用〈パート含む〉)および参考統計表7-2(常用〈除パート〉)」を「令和8年3月分・参考統計表7-1(常用〈パート含む〉)および参考統計表8-1(常用〈除パート〉)」に修正しました。見出し「建設・砕石という業界を、高卒の読者はどう見るか」の出典の注記の「令和8年3月分・参考統計表6および7-2」も「令和8年3月分・参考統計表7-1および8-1」に修正しました。理由:職業別の有効求人倍率を載せている表の番号を誤って記載していました。厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年3月分)」の参考統計表では、職業別の有効求人倍率の表は参考統計表7-1(全国計 常用〈パート含む〉)と8-1(全国計 常用〈除パート〉)で、参考統計表6は一般職業紹介状況(季節調整値・パート)の表です(https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001695527.pdf 。2026年9月29日に編集部が表番号を確認)。参考統計表7-2は全国計 常用〈パート含む〉の対前年同月比・差の表です。
  • 2026年10月5日|見出し「持株会社のサイタホールディングスを調べても、採用は出てこない構造です」:見出しの「持株会社を調べても、採用は出てこない構造です」を「持株会社のサイタホールディングスを調べても、採用は出てこない構造です」に修正しました。見出し「まとめ」の「持株会社を調べても採用が出てこないのは構造上当然です。」も「サイタホールディングスを調べても採用が出てこないのは、持株会社に現場の職種が無いためです。」に修正しました。理由:持株会社を調べても採用が出てこないことについて、持株会社一般の構造として当然だと断定していましたが、それを示す集計・根拠は、編集部が確認した範囲では見当たらず、裏づけを示せない記述でした。編集部が確かめたのは、サイタホールディングスの有価証券報告書(提出会社の従業員17名がすべて全社共通)までです。
  • 2026年10月5日|見出し「いま募集が閉じている会社を、どう扱うか」:「募集が出ていない会社に問い合わせることをためらう人は多いのですが、地元の中小企業では珍しい行動ではありません。」を削除しました。理由:募集が出ていない会社への問い合わせについて、ためらう人が多い、地元の中小企業では珍しい行動ではないと断定していましたが、それを示す集計・根拠は、編集部が確認した範囲では見当たらず、裏づけを示せない記述でした。
  • 2026年10月5日|見出し「建設・砕石という業界を、高卒の読者はどう見るか」:「まず、求人の出やすさは全職種の中でも突出しています。」を「まず、建設・採掘従事者の求人倍率は、職業大分類の中で保安職業従事者に次いで高い水準です。」に修正しました。理由:建設・採掘従事者の求人の出やすさを、全職種の中でも突出していると誤って記載していました。職業大分類の有効求人倍率では、保安職業従事者(常用〈パート含む〉6.22倍・常用〈除パート〉6.12倍)が建設・採掘従事者(4.81倍・5.41倍)より高く、建設・採掘従事者はそれに次ぐ水準です(厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年3月分)」参考統計表7-1・8-1。2026年9月29日に編集部が確認)。
  • 2026年10月5日|見出し「『学歴・経験不問』と書いてある会社を、どう受け取るか」:「同法施行規則4条の2第3項が9項目を列挙しています」を「同法施行規則4条の2第3項が列挙しています」に、「この9項目に学歴は入っていません」を「この中に学歴は入っていません」に修正しました。見出し「Q:サイタホールディングスに学歴フィルターはありますか?」の「法定明示9項目」も「法定明示事項」に修正しました。理由:職業安定法施行規則4条の2第3項が定める、募集時に明示すべき事項の数を誤って記載していました。同項の号は第1号から第9号までですが、第2号に枝番号が2つ(2号の2・2号の3)あるため、事項として数えると11になります(2026年9月24日に編集部がe-Gov法令APIで原文を確認)。明示すべき事項に学歴が入っていない点は変わりません。

参考・出典

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