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ジョイフル本田に高卒で入れる?募集要項で学歴条件を確認

ジョイフル本田の募集要項で応募資格の学歴条件を確認するイメージ
コロキャリア編集部

※本記事には広告(プロモーション)を含みます。編集部が転職サービスを勧める基準は編集方針ですべて公開しています。

先に結論を書きます。編集部が2026年8月23日にジョイフル本田の新卒採用の募集要項を確認したところ、応募資格は「短大、専門、大学、大学院を2027年3月に卒業予定の方」で、高等学校は入っていませんでした。初任給の表も最下位の区分が「短大・専門卒」で、高校卒の行はありません。

ただし、話はここで終わりません。同じ会社のキャリア採用(中途採用)の求人には、学歴要件の記載がなく、「未経験歓迎」と書かれています(2026年8月23日時点で2件)。つまり、この会社は新卒の入口と中途の入口で学歴の扱いが違う、という形をしています。

すでに高校を出て働いている読者が見るのは、当然ながら後者です。この記事では、両方の募集要項を並べて何がどう書かれているかを示し、初任給・転勤(エリア社員とナショナル社員)・有価証券報告書に載っている平均年間給与まで確認したうえで、この会社をどう扱えばいいかを書きます。

訂正履歴

  • 2026年9月29日|見出し「求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません」:見出しの「求人票に学歴が書かれていないのは、法律がそう作られているからです」を「求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません」に、本文の「学歴の壁は、求人票の外側にあります。だから読者からは見えません。」を「学歴の条件は、求人票に書かれていることも、書かれていないこともあります。書かれていなければ、読者からは見えません。」に修正しました。理由:法律が明示を義務づける事項に学歴が入っていないことから、求人票には学歴が書かれない、求人票からは学歴の扱いが読み取れない、と誤って一般化していました。明示の義務が無い点は正しいものの、ハローワークの求人票の書式には、学歴が「必須」か「不問」かを示す欄があります(ハローワーク「求人申込書の書き方」、ハローワークインターネットサービス「求人情報の入力方法について」。2026年9月29日に編集部が確認)。

結論:新卒に高校卒の区分はありませんが、中途の入口は閉じていません

ジョイフル本田は、茨城県土浦市に本社を置く大型ホームセンターの運営会社です。東京証券取引所プライム市場に上場しており(証券コード3191)、第50期(2025年6月期)の売上高は128,980百万円、大規模小売店17店舗を茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京の6都県で展開しています(同社第50期有価証券報告書。2026年8月23日確認)。

その採用を、新卒と中途に分けて見ます。2026年8月23日時点の記載です。

区分 応募資格に列挙されている学歴 高校卒の初任給の記載 学歴要件の記載
新卒採用 短大・専門・大学・大学院 なし(最下位区分は短大・専門卒) あり(上記のとおり)
キャリア採用(中途) — — 記載なし(2件とも「未経験歓迎」「経験者優遇」)

出典:株式会社ジョイフル本田「募集要項(新卒採用)」および同社求人一覧(キャリア採用)。いずれも2026年8月23日に公式採用ページで確認。

読み取れることは3つあります。

  1. 新卒の枠は、学歴で明確に区切られています。応募資格の列挙にも初任給の表にも高校卒がありません
  2. キャリア採用の2件は、学歴要件そのものが書かれていません。ただし「高卒歓迎」と書いてあるわけでもありません。書いていない、という状態です
  3. 募集職種は、新卒も中途もリフォーム関連と店舗の販売職です。ホームセンターという業態の中身がそのまま募集の中身になっています

なお、確認したのは同社の公式採用ページに掲載されている募集です。店舗ごとのパート・アルバイト募集まで全件を確認したわけではありません。「この会社のどこにも高卒の入口が無い」と断定はしません。

新卒の募集要項は、こう書かれています

原文のまま引きます。応募資格は次の1行です(2026年8月23日確認)。

「短大、専門、大学、大学院を2027年3月に卒業予定の方」

これに加えて、既卒(卒業後おおむね3年以内)も対象と記載されています。5つ並ぶはずの学歴のうち、高等学校だけが入っていません。

初任給の表も同じ形です。同社は勤務地の選び方によって2つのコースを持っており、金額が分かれます。

学歴区分 ナショナル社員 エリア社員 差【編集部算出】
大学・大学院卒 241,550円 223,968円 17,582円
短大・専門卒(最下位区分) 219,670円 206,717円 12,953円
高校卒 記載なし 記載なし —

出典:同社「募集要項(新卒採用)」(2026年8月23日確認)。差の列は同表の数値から編集部が算出しました。

編集部はこの表を、学歴の話としてだけでなく「転勤の値段」としても読みます。同社のナショナル社員は「3〜5年のスパンで転居を伴う異動」があり、エリア社員は1年目から勤務地を限定して選べる働き方です。同じ学歴・同じ職種で、転居を伴う異動を受け入れるかどうかの差が、大学卒で月17,582円、短大・専門卒で月12,953円ということになります(編集部算出)。年額にすると約21万円と約16万円です。

この数字は、勤務地を動かせない事情がある人にとって重要です。転勤の有無は「条件のひとつ」として語られがちですが、実際には金額に換算されています。判断するときは、その金額を見てから決められます。

勤務条件も新卒の募集要項に書かれています。勤務地は茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京の各店舗いずれか、勤務時間はシフト制(実働1日8時間)、年間休日119日。販売職は1か月単位の変形労働時間制、営業職は完全週休2日制です。同社の新卒採用のよくある質問には、残業について「昨年2023年度は、全体で平均8.8時間/月の残業がありました。」と記載されています(2026年8月23日確認)。

年間休日119日から、所定の年間労働時間を概算すると(365−119)×8=1,968時間です(編集部算出。実働8時間で計算した目安であり、同社が公表している数値ではありません)。求人票を比べるときは、この計算をしてから月給を割ってください。額面の高い求人が、時間で割ると逆転することもあります。

社員コースによっても、初任給は違うを示した図

キャリア採用(中途)には、学歴要件の記載がありません

2026年8月23日時点で、同社のキャリア採用として掲載されていた求人は2件でした。

職種 学歴要件の記載 経験の要件 勤務地
リフォームアドバイザー/営業職(正社員) なし 未経験歓迎・経験者優遇 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京の計17店舗
リフォーム/施工管理(正社員) なし 経験者優遇 同上

出典:株式会社ジョイフル本田 求人一覧(キャリア採用)。2026年8月23日確認。

ここは正直に書きます。「学歴要件の記載がない」は「高卒を歓迎している」とは違います。書かれていないだけで、書類選考で見ていないという保証はどこにもありません。

それでも、新卒の枠とは意味が違うことははっきりしています。新卒は応募資格の段階で外れます。中途は少なくとも応募資格の文言では外れません。この差は、応募という行為ができるかどうかの差です。

もうひとつ、この2件には共通点があります。どちらもリフォーム関連です。ホームセンターの本体である店舗の販売職は、この2件の中にありません。工業高校を出て現場で働いてきた読者の経験が、施工管理の側で活きる可能性はありますが、「ホームセンターの正社員になる」という言い方でひとくくりにできる枠ではないということです。

同じ確認手順を別の会社に当てはめると、結果は割れます。新卒も中途も学歴の下限がそろっていて入口が見つからなかった例はセガサミーグループの募集要項を学歴区分で確認した記事に、本体には無いがグループ会社に高校卒の初任給が実額で載っていた例は共和電業グループの募集要項を1社ずつ確認した記事にまとめました。ジョイフル本田は、そのどちらとも違う「新卒と中途で扱いが分かれる型」です。

従業員の6割は臨時従業員です|有価証券報告書から読めること

この会社を高卒の読者が評価するとき、いちばん重い数字はここにあると編集部は考えます。

同社の第50期有価証券報告書(2025年6月20日現在)の「従業員の状況」は次のとおりです。

項目 数値
従業員数(提出会社) 1,848名
臨時従業員(年間平均・外書) 2,721名
平均年齢 42.2歳
平均勤続年数 17.0年
平均年間給与 5,209千円

出典:株式会社ジョイフル本田 第50期(2025年6月期)有価証券報告書「第1 企業の概況 5 従業員の状況」。2026年8月23日にPDF本文で確認。平均年間給与は同報告書の記載どおりの数値です。

ここから、編集部が2つ計算しました。

1つめ。働いている人の59.6%は臨時従業員です(2,721÷(1,848+2,721)=59.55%。編集部算出)。ホームセンターは売場面積が大きく、レジ・売場・園芸・ペットなど職種が細かく分かれます。その現場を回しているのは、人数で見れば正社員ではありません。「まず働き始める」ことと「正社員として採用される」ことのあいだに距離がある業態だ、と読むのが正確です。

2つめ。平均年齢42.2歳から平均勤続年数17.0年を引くと、25.2歳になります(編集部算出)。在職者の平均どうしを引いた粗い計算で、退職した人は含まれません。それでも、新卒入社(22歳前後)だけで構成される会社なら20年前後になるはずの数字が17.0年であることは、中途で入った人が相当数いることを示唆します。同じ計算を後述の他社にも当てはめると、業態ごとの差がはっきり出ます。

平均年間給与5,209千円という数字の読み方も、先に断っておきます。これは提出会社の従業員1,848名の平均であり、賞与を含みます。店舗の販売職だけの数字ではなく、本社の管理部門や管理職も同じ母数に入っています。「入社したらこの金額がもらえる」とは読めません。募集要項に載っているのは初任給までで、何年目にいくらになるかは公表されていません。ここは面接や条件面談で確認する項目です。

働き手の約6割は、臨時従業員を示した図

求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません

キャリア採用の求人に学歴要件が書かれていなかったのは、その会社が特別だからではありません。募集時に明示が義務づけられている項目の中に、そもそも学歴が入っていないからです。

労働者の募集にあたって労働条件を明示する義務は、職業安定法5条の3第1項が定めています。明示すべき事項の中身は、同条4項の委任を受けた同法施行規則4条の2第3項が定めており、主なものは次のとおりです(2026年8月時点)。

  1. 従事すべき業務の内容(変更の範囲を含む)
  2. 契約期間
  3. 試みの使用期間
  4. 有期労働契約を更新する場合の基準
  5. 就業の場所(変更の範囲を含む)
  6. 始業終業の時刻・所定外労働の有無・休憩・休日
  7. 賃金の額
  8. 健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険の適用
  9. 雇用しようとする者の氏名又は名称 ほか

この中に学歴要件はありません。したがって次の2つは、どちらも成り立ちません。

  • 「学歴不問と書いていないから応募できない」——書く義務がない項目だからです
  • 「学歴不問と書いてあるから学歴を見ない」——同じ理由です

学歴の条件は、求人票に書かれていることも、書かれていないこともあります。書かれていなければ、読者からは見えません。その意味で、ジョイフル本田の新卒募集要項のように学歴が明示されている募集は、むしろ判定しやすい部類です。書いていない募集は、応募してみるまでわかりません。

5番の「就業の場所(変更の範囲を含む)」は、この会社では特に見る価値があります。2024年4月1日から明示が義務づけられた項目で(同施行規則4条の2第3項3号)、将来どこまで異動しうるかが書かれているはずの欄です。ナショナル社員とエリア社員という区分がある会社なら、応募する求人がどちらの扱いなのかは、ここで確認できます。地理的な区切りのない「当社が指定する場所」だけの記載なら、範囲は読めません。違法という意味ではなく、聞いて確かめる対象だという位置づけです。

ホームセンターという職場を、高卒の読者はどう評価すべきか

業種そのものの数字を置きます。厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」の産業別データ(令和4年3月卒)では、高卒で就職した人の3年以内離職率は次のようになっています。

産業 高卒就職者数 3年以内離職率
調査産業計 137,458人 37.9%
小売業 12,886人 48.3%
製造業 57,193人 28.6%
宿泊業,飲食サービス業 5,690人 64.7%

出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」より「新規高卒就職者の産業別離職状況」(令和4年3月卒)。

小売業の48.3%は、調査産業計より10.4ポイント高い水準です(編集部算出)。シフト制・土日出勤・立ち仕事という条件が、生活のリズムと合うかどうかで結果が分かれる業種だ、という読み方をします。ただし、これは新規高卒就職者(在学中に就職した人)の数字であり、社会人を経験してから中途で入った人の数字ではありません。そのまま自分に当てはめないでください。

一方で、この業種には別の顔もあります。販売従事者の有効求人倍率は1.88倍、サービス職業従事者は2.59倍で、職業計の1.10倍より高い水準にあります(厚生労働省「一般職業紹介状況」令和8年3月・常用(パート含む))。人が採りにくい側の職種だということです。有効求人倍率は採用される確率ではありませんが、「入口が細い」種類の仕事ではありません。

同じ小売の中で条件を比べたい場合は、ドラッグストアのツルハの採用条件を扱った記事とウエルシアの採用条件を扱った記事も同じ手順で確認しています。外食チェーンでは、中途採用の応募資格に「学歴等不問」と明記している会社もあります——実例はラーメンチェーンの山岡家の募集要項を確認した記事にまとめました。同じ「接客の現場職」でも、学歴の書かれ方は会社ごとに違います。

高卒の不利は、入口ではなく途中に出ます

「この1社に入れるかどうか」に時間を使う前に、確認しておくべき全体像があります。

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」の学歴別の表(男女計・所定内給与額)は、次のとおりです。

年齢階級 高校卒 大学卒 差【編集部算出】
20〜24歳 225,200円 263,900円 38,700円
40〜44歳 309,000円 425,300円 116,300円
50〜54歳 335,100円(高校卒のピーク) 494,900円 159,800円
55〜59歳 332,100円 529,100円(大学卒のピーク) 197,000円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(3)学歴別にみた賃金・第3表(2025年6月分の所定内給与額)。差の列は編集部算出。

入口の差は38,700円ですが、55〜59歳では197,000円まで開きます。約5.1倍です(編集部算出)。高校卒の賃金は50〜54歳でピークを迎えて下がり始め、大学卒のピークは5年遅い55〜59歳です。

つまり「高卒は初任給が安い」ではなく「高卒は途中で止まる」が実データの形です。だから、応募先を選ぶときに見るべきは初任給の額そのものではありません。その会社で、何年目にいくらになるのかが読めるかどうかです。初任給の水準そのものを時系列で確認したい場合は高卒初任給の実額推移をまとめた記事が使えます。

なお同じ調査では、高校卒の平均勤続年数は14.2年で、大学卒の12.2年より2.0年長くなっています(同第3表。差は編集部算出)。「高卒は定着しない」という語り方と、在職者ベースの勤続年数は逆を向いています。

応募する前にやること

この会社に限らず使える順番で書きます。

  1. 新卒の募集要項で、応募資格の学歴の列挙を見る。学歴が並べて書かれているか、その中に高等学校が入っているかを確認します
  2. 初任給の表のいちばん下の区分を見る。高校卒の行があるかどうかで、給与テーブルに入口が用意されているかが読めます
  3. キャリア採用(中途)の必須要件を、新卒とは別に見る。ジョイフル本田のように、新卒と中途で学歴の扱いが違う会社があります
  4. 求人票の「就業の場所の変更の範囲」を見る。地理的な区切りがあるかを確認します(職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項3号)
  5. 有価証券報告書の「従業員の状況」を見る。上場企業なら、平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・臨時従業員数が載っています

採用側にいた立場から、1つ補足します。編集部の運営メンバーは中途採用の面接官として100人以上と面接してきました。実務では、応募資格は選考が始まる前の機械的な処理です。人事が一人ずつ読んで判断するのではなく、応募フォームの入力段階や書類が回る前の仕分けで処理されます。「会って話せばわかってもらえる」の手前で終わるのは、ここが理由です。だからこそ、応募資格の文言を先に読む価値があります。

実際に大手へ移った人がどの職種から動いたかは高卒で大手企業への転職を成功させた事例をまとめた記事に、高卒の入口が実際に開いている大手の例は高卒からのトヨタの年収・出世を扱った記事と高卒で三菱重工に就職する場合の年収・出世・倍率を扱った記事にまとめています。

転職サービスの位置づけと、登録しなくていい人

先に構造を書きます。転職エージェント(有料職業紹介)の報酬は、紹介先の企業が支払う成功報酬です。求職者は原則として無料で使えます。書類添削・面接対策・相場のフィードバックは先払いで提供されるものなので、遠慮なく受け取って構いません。一方で、どの会社に行くか、いつ動くかの判断だけは自分で持ってください。提案される求人は「世の中の求人」ではなく、そのエージェントと契約している企業の在庫だからです。

入りたい会社のリストは自分で持ってください。ジョイフル本田のキャリア採用のように、募集が公式サイトの求人ページから直接出ている会社もあります。リストにある会社がエージェント経由で募集していなければ、公式の採用ページから応募すれば済みます。事業者が国の許可・届出を受けているかは、厚生労働省の人材サービス総合サイトで確認できます。当サイトは、許可・届出を確認できない事業者を勧めません。

そのうえで、次に当てはまる人は、いま登録しなくて構いません。

  • いまの職種の経験を積み増している最中で、賃金にも労働時間にも不満がない人
  • 社内で異動・昇格の話が具体的に進んでいる人。先に結果を見てからで遅くありません
  • 収入・時間・場所・人間関係のどれを最優先するかがまだ決まっていない人。決まる前に求人を見ると、目についた条件に引っ張られます

「今すぐ登録しないと損」という書き方は使いません。今すぐかどうかは読者の都合であって、紹介する側の都合で決めることではないからです。

よくある質問

Q:高卒でジョイフル本田に就職できますか?

編集部が2026年8月23日に確認した範囲では、新卒採用の応募資格は「短大、専門、大学、大学院を2027年3月に卒業予定の方」で、高等学校は入っていませんでした。初任給の表にも高校卒の区分はありません。一方で、同日時点のキャリア採用(中途)2件には学歴要件の記載がなく、うち1件は「未経験歓迎」と書かれています。新卒の枠と中途の枠で扱いが分かれている、というのが確認できた事実です。募集内容は更新されるため、応募前に公式の採用ページで最新の記載をご確認ください。

Q:ジョイフル本田の初任給はいくらですか?

2026年8月23日時点の新卒募集要項では、大学・大学院卒がナショナル社員241,550円・エリア社員223,968円、短大・専門卒がナショナル社員219,670円・エリア社員206,717円です。高校卒の区分は記載されていません。ナショナル社員は3〜5年のスパンで転居を伴う異動があり、エリア社員は勤務地を限定して選べる働き方です。同じ学歴でコース間の差は月12,953円〜17,582円(編集部算出)で、これが転居を伴う異動を受け入れる対価にあたります。

Q:ジョイフル本田に転勤はありますか?

募集要項には、ナショナル社員について「3〜5年のスパンで転居を伴う異動」と記載されています。エリア社員は1年目から勤務地を限定して選べると書かれています。勤務地として挙がっているのは茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京の各店舗です(2026年8月23日確認)。実際に応募する求人の異動範囲は、求人票の「就業の場所の変更の範囲」の欄で確認してください。2024年4月1日から明示が義務づけられた項目です(職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項3号)。

Q:ジョイフル本田の年収はどれくらいですか?

同社の第50期(2025年6月期)有価証券報告書によれば、提出会社の平均年間給与は5,209千円、平均年齢42.2歳、平均勤続年数17.0年です(2025年6月20日現在)。ただしこれは従業員1,848名全体の平均で、賞与を含み、本社の管理部門や管理職も同じ母数に入っています。店舗の販売職で入社した人がこの金額になるという意味ではありません。何年目にいくらになるかは公表されていないため、面接や条件面談で「入社5年目・10年目の賃金の幅」を確認する順番になります。

Q:パートやアルバイトから正社員になれますか?

編集部が確認した範囲では、同社の公式採用ページに正社員登用制度の記載を見つけられませんでした。確認できたのは、有価証券報告書に記載された臨時従業員2,721名という人数(2025年6月20日現在)で、これは従業員1,848名を上回ります。働き手の59.6%が臨時従業員という構成です(編集部算出)。登用の可否・条件は求人ごとに異なる可能性があるため、応募先の店舗・求人票で直接ご確認ください。当サイトは特定企業の求人情報を掲載しないため、個別の募集については公式の採用ページでご確認ください。

まとめ

  • 新卒採用の応募資格は「短大、専門、大学、大学院を2027年3月に卒業予定の方」で、高等学校は入っていません(2026年8月23日に公式採用ページで確認)。初任給の表も最下位区分は短大・専門卒です
  • キャリア採用(中途)の2件には学歴要件の記載がなく、「未経験歓迎」「経験者優遇」と書かれています。ただし「高卒歓迎」と書いてあるわけではありません
  • ナショナル社員とエリア社員の初任給差は月12,953円〜17,582円(編集部算出)。これが転居を伴う異動を受け入れる対価にあたります
  • 有価証券報告書によれば、提出会社の平均年間給与は5,209千円、平均年齢42.2歳、平均勤続年数17.0年(第50期・2025年6月20日現在)。臨時従業員は2,721名で、働き手の59.6%を占めます(編集部算出)
  • 求人票の法定明示事項に学歴は入っていません(職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項)。「書いていない=応募不可」も「書いてある=学歴を見ない」も成り立ちません
  • 学歴の差は入口では38,700円ですが、55〜59歳で197,000円に開きます。不利は入口ではなく途中に出ます(令和7年賃金構造基本統計調査の概況 第3表。差は編集部算出)

編集部の結論を、軸ごとに書きます。勤務地を動かせない事情がある人には、エリア社員という区分が明示されている点で、条件が読みやすい会社です。金額の差まで公表されているので、天秤にかけてから決められます。収入を最優先するなら、この1社の可否に時間を使わず、応募できる会社の母集団を作り直すことを勧めます。新卒の応募資格・初任給テーブルの最下位区分・中途の必須要件・有価証券報告書の従業員の状況、この4点で候補をふるいにかけてください。現職で経験が積み上がっていて、賃金にも労働時間にも不満がない人は、いま動く必要はありません。

今日やることは1つです。気になっている会社の募集要項を開いて、新卒の応募資格と中途の必須要件を別々に読んでください。ジョイフル本田のように、この2つで学歴の扱いが分かれている会社があります。片方だけを見て諦めるのは、いちばんもったいない読み方です。

ジョイフル本田の応募条件を他社と比較するための企業一覧で、ほかの企業の学歴要件も確認できます。

※本記事は一般的な情報提供であり、各社の採用方針・募集内容は変更されることがあります。応募を検討する場合は必ず公式採用ページで最新の募集要項をご確認ください。個別の労働条件・制度の適用については、都道府県労働局・労働基準監督署・ハローワークなどの公的窓口へご確認ください。


訂正履歴

  • 2026年9月29日|見出し「求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません」:見出しの「求人票に学歴が書かれていないのは、法律がそう作られているからです」を「求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません」に、本文の「学歴の壁は、求人票の外側にあります。だから読者からは見えません。」を「学歴の条件は、求人票に書かれていることも、書かれていないこともあります。書かれていなければ、読者からは見えません。」に修正しました。理由:法律が明示を義務づける事項に学歴が入っていないことから、求人票には学歴が書かれない、求人票からは学歴の扱いが読み取れない、と誤って一般化していました。明示の義務が無い点は正しいものの、ハローワークの求人票の書式には、学歴が「必須」か「不問」かを示す欄があります(ハローワーク「求人申込書の書き方」、ハローワークインターネットサービス「求人情報の入力方法について」。2026年9月29日に編集部が確認)。
  • 2026年9月29日|見出し「求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません」:「書いていない募集のほうが多く、そちらは応募してみるまでわかりません。」を「書いていない募集は、応募してみるまでわかりません。」に修正しました。理由:求人票・募集要項に学歴を書く会社と書かない会社の多い少ないを述べていましたが、学歴の記載の有無で求人を数えた公的な集計は、編集部が確認した範囲では見当たらず、裏づけを示せない記述でした。
  • 2026年9月29日|参考・出典:「令和8年3月分 参考統計表6(職業別有効求人倍率・全国計 常用(パート含む))」を「令和8年3月分 参考統計表7-1(職業別有効求人倍率・全国計 常用(パート含む))」に修正しました。理由:職業別の有効求人倍率を載せている表の番号を誤って記載していました。厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年3月分)」の参考統計表では、職業別の有効求人倍率の表は参考統計表7-1(全国計 常用〈パート含む〉)と8-1(全国計 常用〈除パート〉)で、参考統計表6は一般職業紹介状況(季節調整値・パート)の表です(https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001695527.pdf 。2026年9月29日に編集部が表番号を確認)。
  • 2026年10月5日|見出し「新卒の募集要項は、こう書かれています」:「額面の高い求人が、時間で割ると逆転することは珍しくありません。」を「額面の高い求人が、時間で割ると逆転することもあります。」に修正しました。理由:月給の額面と時間あたりの単価が逆転する求人について、珍しくないと断定していましたが、それを示す集計・根拠は、編集部が確認した範囲では見当たらず、裏づけを示せない記述でした。
  • 2026年10月5日|見出し「求人票の学歴の記載は、法律が書かせているものではありません」:「次の9項目です」を「主なものは次のとおりです」に修正しました。見出し「まとめ」の「法定明示9項目」も「法定明示事項」に修正しました。理由:職業安定法施行規則4条の2第3項が定める、募集時に明示すべき事項の数を誤って記載していました。同項の号は第1号から第9号までですが、第2号に枝番号が2つ(2号の2・2号の3)あるため、事項として数えると11になります(2026年9月24日に編集部がe-Gov法令APIで原文を確認)。明示すべき事項に学歴が入っていない点は変わりません。

参考・出典

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