できる仕事

高卒でもできる仕事|高卒で働く2,273万人の職業を国勢調査で見る

職業ごとに働く人の数の違いを棒の高さで表したイメージ
コロキャリア編集部

※本記事には広告(プロモーション)を含みます。編集部が転職サービスを勧める基準は編集方針ですべて公開しています。

2020年の国勢調査で、仕事に就いていた人のうち、最終学歴が高校と回答された人は2,273万人でした。働く人全体の41.1%にあたります(学歴が不詳の人を除いて計算した割合)。職業の大きな区分(大分類)で数えると、多い順に生産工程435万人、事務399万人、サービス職業308万人、販売257万人です。この4区分に、高卒で働く人の6割あまりが集まっています(編集部の算出)。

手がかりにするのは求人ではなく、実際にその仕事をしている人の数です。12区分それぞれについて、高卒の人が何人いるかと、その職業で働く人の何割が高卒かを並べました。在学中の高校生の就職先選びと、仕事ごとの収入の比較は、この記事の中身に含めていません。

国勢調査の「高校・旧中」は、高校を最後に卒業した人を数えた区分です

国勢調査で最後に卒業した学校(最終卒業学校)が「高校・旧中」に数えられた人を、この記事では高卒と呼びます。途中でやめた学校は数えず、その前に卒業した学校を最終卒業学校とする決まりです。高校を出てから大学を中退した人は「高校・旧中」に、高校を中退した人は「中学校」に入ります(総務省統計局「用語の解説」)。

「高校・旧中」には、高等学校のほか、中学校を卒業してから入る修業年限3年以上の専修学校(高等専修学校)や、旧制の中学校なども含まれます。定時制や通信制の課程で高校を卒業した人も、同じ区分です。一方、高校を出たあとに修業年限2年以上の専門学校を卒業した人は「短大・高専」(4年以上の課程は「大学」。2006年3月までの卒業者は「短大・高専」)に数えられ、「高校・旧中」には入りません。

学校の進み方ごとに、国勢調査の最終卒業学校のどの区分に数えられるかを示した対応図

この記事の人数と割合は、次の条件で集計されたものです。

項目 内容
調査 総務省統計局「令和2年国勢調査」(2020年10月1日現在)
集計 就業状態等基本集計(全ての調査票を使った集計)の原数値
数えた人 15歳以上の就業者(調査の週に収入を伴う仕事を少しでもした人と、仕事を休んでいても給料などを受け取ることになっている人など)
職業 調査の週(2020年9月24日〜30日)に実際にしていた仕事。2つ以上あるときは主な仕事
職業の区分 日本標準職業分類をもとにした12の大分類
学歴 最終卒業学校の種類。学校に在学中の人は「在学者」として別に数える

(出典:総務省統計局「令和2年国勢調査 最終報告書『日本の人口・世帯』」表11-4と、同報告書「用語の解説」の労働力状態・教育・職業の項。2026年9月29日に編集部が原典を確認)

国勢調査が最終卒業学校を調べているのは、1960年から10年ごとです(同報告書)。この記事の数字は、すべて2020年の調査の値です。最終卒業学校が分からない(不詳の)就業者も約228万人いて、この人たちは「高校・旧中」を含むどの区分の人数にも入っていません(編集部の算出)。

最終学歴が中学校の人(高校を中退した人を含む)は「中学校」の区分に数えられ、2020年の就業者では389万人でした。この記事の表は、「高校・旧中」の人だけを使っています。

中学校を最後に卒業した人の就職の入口の1つを、同じ求人のカテゴリの記事が中卒の人が働いて見てもらう形で入れる公的な仕組みとして取り上げています。その仕組みの対象の区分に最終学歴の条件が書かれていないことも、条文と国の要領から確かめてあります。

高卒で働く人が多い職業は、生産工程435万人・事務399万人・サービス職業308万人の順です

高卒で働く2,273万人を職業の12区分に振り分けると、いちばん多いのは生産工程の435万人です。人数の多い順に12区分を並べます。

順 職業(大分類) 高卒の就業者 高卒の就業者の中の割合
1 生産工程 4,353,700人 19.2%
2 事務 3,985,031人 17.5%
3 サービス職業 3,075,907人 13.5%
4 販売 2,565,187人 11.3%
5 運搬・清掃・包装等 2,314,704人 10.2%
6 専門的・技術的職業 1,498,944人 6.6%
7 建設・採掘 1,270,095人 5.6%
8 輸送・機械運転 1,130,013人 5.0%
9 農林漁業 1,038,084人 4.6%
10 保安職業 563,483人 2.5%
11 分類不能の職業 562,243人 2.5%
12 管理的職業 375,209人 1.7%
計 22,732,600人 100.0%

(出典:総務省統計局「令和2年国勢調査 最終報告書『日本の人口・世帯』」表11-4〈p.266・p.267〉。最終卒業学校が「高校・旧中」の15歳以上就業者。職業の名前は末尾の「従事者」を省いて表記。割合は同表の「職業(大分類)の割合」。2026年9月29日に編集部が原典を確認)

上位4区分を合わせると1,398万人で、高卒で働く人の61.5%です(編集部の算出)。12区分でいちばん少ない管理的職業でも、高卒の人は37.5万人います。

生産工程には、製品の製造・加工、機械の組立、機械の整備・修理、製品や機械の検査などの仕事が入ります(中分類の一覧は後の節の表)。工場で働く人向けには、加工の手を動かす仕事か、自動設備を見張る仕事かで有効求人倍率(仕事を探す人1人あたりの求人の数)が分かれることを、工場からの転職の記事が別の統計で示しています。

高卒で働く人の数を職業の12区分ごとに並べた横棒グラフ

働く人に占める高卒の割合は、輸送・機械運転の61.5%を先頭に6区分で5割を超えます

働く人に占める高卒の割合は、12区分の中では輸送・機械運転の61.5%が最も高くなっています。ここでいう割合は、その職業で働く人のうち、最終学歴が高校・旧中の人が何%かを表します。割合の高い順に並べたのが次の表です。

順 職業(大分類) その職業の就業者 うち高卒 高卒の割合
1 輸送・機械運転 1,945,557人 1,130,013人 61.5%
2 生産工程 7,641,867人 4,353,700人 59.2%
3 運搬・清掃・包装等 4,194,830人 2,314,704人 58.3%
4 農林漁業 1,895,441人 1,038,084人 56.9%
5 建設・採掘 2,461,426人 1,270,095人 54.4%
6 保安職業 1,097,989人 563,483人 53.1%
7 サービス職業 6,802,033人 3,075,907人 47.6%
8 分類不能の職業 1,625,211人 562,243人 46.5%
9 販売 6,862,265人 2,565,187人 38.8%
10 事務 11,670,626人 3,985,031人 34.9%
11 管理的職業 1,170,866人 375,209人 33.2%
12 専門的・技術的職業 10,275,114人 1,498,944人 14.9%
全職業 57,643,225人 22,732,600人 41.1%

(出典:同表11-4〈p.266・p.268〉。「その職業の就業者」は在学者と、最終卒業学校が不詳の人を含む総数。「高卒の割合」は同表の値で、最終卒業学校が不詳の人を除いて計算し、卒業者の割合を掛けて出したもの。そのため「うち高卒」を「その職業の就業者」で割った値とは一致しない)

12区分のうち6区分で、働く人の半数以上が高卒です。全職業では41.1%で、12区分の中で最も低い専門的・技術的職業は14.9%でした。専門的・技術的職業では、大学卒が44.2%、短大・高専卒が27.5%を占めます(同表)。

職業の12区分ごとに、働く人に占める高卒の割合を並べた横棒グラフ

割合が34.9%の事務にも、高卒で働く人は399万人います

割合の高い順と人数の多い順は、同じ並びになりません。事務で働く人のうち高卒は34.9%で、全職業の41.1%を下回りますが、人数は399万人で12区分の2番目です。反対に、保安職業は53.1%と半数を超えていても、高卒の人は56万人にとどまります。

並びがずれるのは、職業ごとに働く人の総数が違うからです。事務で働く人は1,167万人、保安職業は110万人で、10倍以上の開きがあります(編集部の算出)。

高卒の人がどの仕事に就いているかを知りたいなら、割合より先に人数を見るほうが実際の姿に近いと、編集部は考えます。割合が高いことは、その職業に高卒で入りやすいことまでは示していません。

割合には、年齢の違いも混じっています。15歳以上の人口で見ると、最終学歴が高校・旧中の人の割合は、25〜29歳の30.5%から55〜59歳の48.7%まで、年齢が上の層ほど高くなっています(同報告書の表11-2で、就業者ではなく人口に占める割合)。職業ごとに働く人の年齢の構成は違うため、職業の間の割合の差には、年齢の差が含まれている可能性があります。表11-4は年齢で分けていないので、この記事ではそこまで切り分けていません。

高卒で働く女性1,030万人のうち、事務とサービス職業の2区分で47.4%を占めます

高卒で働く女性は1,030万人で、12区分ごとに数えると事務の268万人が最も多く、サービス職業の220万人が続きます。この2区分で、高卒で働く女性の47.4%です(編集部の算出)。男性の人数と並べて示します。

職業(大分類) 高卒の女性 女性の中の割合 高卒の男性 男性の中の割合
事務 2,684,467人 26.1% 1,300,564人 10.5%
サービス職業 2,204,368人 21.4% 871,539人 7.0%
販売 1,438,893人 14.0% 1,126,294人 9.1%
生産工程 1,323,098人 12.8% 3,030,602人 24.4%
運搬・清掃・包装等 1,118,590人 10.9% 1,196,114人 9.6%
専門的・技術的職業 691,061人 6.7% 807,883人 6.5%
農林漁業 388,023人 3.8% 650,061人 5.2%
分類不能の職業 273,455人 2.7% 288,788人 2.3%
管理的職業 66,774人 0.6% 308,435人 2.5%
輸送・機械運転 43,327人 0.4% 1,086,686人 8.7%
保安職業 38,694人 0.4% 524,789人 4.2%
建設・採掘 33,251人 0.3% 1,236,844人 10.0%
計 10,304,001人 100.0% 12,428,599人 100.0%

(出典:同表11-4〈p.266・p.267〉の男・女の欄。「中の割合」は同表の「職業(大分類)の割合」で、高卒で働く女性・男性それぞれを100としたもの)

女性では、事務、サービス職業、販売、生産工程、運搬・清掃・包装等の5区分が、それぞれ100万人を超えています。男性では生産工程の303万人が12区分で最も多く、事務、建設・採掘、運搬・清掃・包装等、販売、輸送・機械運転の5区分がそれぞれ100万人台で続きます。

女性の就業者に占める高卒の割合が6割を超えるのは、12区分の中では運搬・清掃・包装等(60.7%)と生産工程(60.1%)の2つです(同表の女性の欄)。表11-4が示すのは人数と割合の分かれ方までで、男女で分かれ方が違う理由は、この統計からは分かりません。

高卒の人がいま就いている仕事の数と、高卒で応募できる求人の数は別のものです

国勢調査の人数は、2020年にその仕事をしていた人の学歴を表したもので、いま出ている求人が高卒を受け付けているかどうかは表していません。働いている人の中には、何年も前にその仕事に就いた人も、資格や免許を取ってから就いた人も含まれています。

職業によっては、免許を持っていることが、その仕事をする条件になっています。どの職業がそうなのかは、免許が無いと働けない職業の見分け方として、職業の記事が法律の条文から説明しています。

求人1件ごとの学歴の条件は、その求人票で見ます。ハローワークに出される求人では、学歴を条件にするかどうかを、会社が「必須」「不問」の2つから選びます(ハローワークインターネットサービス「求人情報の入力方法について」。2026年9月29日に編集部が確認)。

「不問」と書かれた求人でも、選考で学歴をどう扱うかまでは、その欄だけでは分かりません。「学歴不問」の表記だけで応募先を決めない読み方は、求人の記事のよくある質問に載っています。

職業の区分ごとに求人がどれだけ出ているかは、国勢調査とは別の統計で見ます。求職者1人あたりの求人数を職業の区分で比べた数字は、中途採用の記事に載っています。

厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)の職業ごとのページにも、「学歴」の項目があります。その項目は「この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』」と説明されていて、人数を数えた国勢調査とは性質が違います(2026年9月29日に編集部が確認)。そのため、この記事ではjob tagの学歴の数値を使っていません。

いまの仕事が12区分のどこに入るかは、57の中分類の名前で確かめます

国勢調査の12の大分類は、さらに57の中分類に分かれています。仕事の中身から大分類を決めるときは、中分類の名前を手がかりにすると迷いにくくなります。12の大分類と、それぞれに入る中分類を表にしました。

大分類 入っている中分類
管理的職業 管理的公務員/法人・団体役員/その他の管理的職業
専門的・技術的職業 研究者/技術者/保健医療/社会福祉専門職業/法務/経営・金融・保険専門職業/教員/宗教家/著述家,記者,編集者/美術家,デザイナー,写真家,映像撮影者/音楽家,舞台芸術家/その他の専門的職業
事務 一般事務/会計事務/生産関連事務/営業・販売事務/外勤事務/運輸・郵便事務/事務用機器操作員
販売 商品販売/販売類似職業/営業職業
サービス職業 家庭生活支援サービス職業/介護サービス職業/保健医療サービス職業/生活衛生サービス職業/飲食物調理/接客・給仕職業/居住施設・ビル等管理人/その他のサービス職業
保安職業 保安職業
農林漁業 農業/林業/漁業
生産工程 製品製造・加工処理(金属製品)/製品製造・加工処理(金属製品を除く)/機械組立/機械整備・修理/製品検査/機械検査/生産関連・生産類似作業
輸送・機械運転 鉄道運転/自動車運転/船舶・航空機運転/その他の輸送/定置・建設機械運転
建設・採掘 建設・土木作業/電気工事/採掘
運搬・清掃・包装等 運搬/清掃/包装/その他の運搬・清掃・包装等
分類不能の職業 分類不能の職業

(出典:総務省統計局「令和2年国勢調査 最終報告書『日本の人口・世帯』」用語の解説の職業の項〈p.377〉と、令和2年国勢調査社会経済分類表〈pp.378〜382〉から、編集部が中分類の名前を大分類ごとに並べたもの。名前の末尾の「従事者」を省いて表記。57区分)

表を使って自分の仕事の位置を調べるときは、次の順に進めてください。

  1. いまの(または前の)仕事の中身を、表の中分類の名前で言い表す。会社での呼び名(「製造スタッフ」「オペレーター」など)ではなく、毎日している作業にいちばん近い名前を選びます
  2. その中分類が入っている大分類を、表の左の列で見る。
  3. 人数と割合の2つの表で、その大分類の行を読む。高卒で働く人の数と、その職業で働く人に占める高卒の割合が載っています

中には、名前が似ていても別の大分類に入る中分類があります。「機械整備・修理」は生産工程に、「保健医療」は専門的・技術的職業に、「保健医療サービス職業」はサービス職業に入っています。

同じ大分類の中で次を探すか、別の大分類へ移るかで、準備することは変わります。別の大分類の仕事へ移ることを考えているなら、分類の違う仕事へ正社員として入り直す道筋は、未経験から正社員を目指す記事で読めます。

この表からは、正社員かどうかも、12区分より細かい職業ごとの人数も分かりません

表11-4の人数は、2020年の秋にどの区分の仕事をしていた人が何人いたかを、その人の最終学歴ごとに数えたものです。次のことは、この表からは分かりません。

  • 2020年より後の変化。この記事の値は、2020年の調査のものです
  • 正社員かどうか。表11-4は、雇われ方(正規・非正規)や、自営か雇われているかで分けていません
  • 12区分より細かい職業ごとの人数。中分類・小分類ごとの学歴の表は、別の集計(一部の調査票を抜き出して集計した抽出詳細集計)にあります
  • 仕事を探している最中の人。国勢調査では、仕事を探している人(完全失業者)は就業者に数えられていません

いま仕事が見つかっていない人は、仕事が見つからない状態にいる高卒の人に向けた記事から読んでください。仕事を探している最中の状況は、この記事の表からは読み取れないためです。

中分類ごとの学歴の表は、e-Stat(政府統計の総合窓口)がExcelのファイルで公開しています。この記事が12の大分類までにとどめているのは、そのファイルを2026年9月29日の時点で開いて読むことができず、数字を確かめられなかったためです。

表11-4の数字は、報告書のPDFに載っている値をそのまま使っています。PDFから数字を移したあと、男性と女性の人数を足すと総数に一致すること、12区分の人数を足すと高卒の就業者の計に一致することを確かめました(2026年9月29日)。

よくある質問

Q:高卒でもできる仕事ランキングは?

人数の多い順では、生産工程435万人、事務399万人、サービス職業308万人、販売257万人、運搬・清掃・包装等231万人が上位5区分です(2020年の国勢調査)。おすすめの順位ではなく、実際に働いている人の数の順番です。収入の高い順を表したものでもありません。

収入の面から仕事を比べたい場合は、高卒の人が就く仕事を収入の面から扱った記事が別にあります。人数の多さと収入の高さは、それぞれの記事の表で分けて読んでください。

Q:高卒が多い仕事は何ですか?

割合で見ると輸送・機械運転の61.5%、人数で見ると生産工程の435万人が、12区分の中の最大です(2020年)。働く人の半数以上が高卒なのは、輸送・機械運転、生産工程、運搬・清掃・包装等、農林漁業、建設・採掘、保安職業の6区分です。

Q:高卒でも事務系の仕事はできますか?

事務の仕事をしている高卒の人は399万人いて、12区分の中で2番目に多い人数です(2020年の国勢調査)。事務で働く人のうち高卒は34.9%で、大学卒の38.4%に次ぐ割合でした。ただし、これは働いている人の学歴で、事務の求人がどれだけ高卒を受け付けているかを示した数字ではありません。

事務の求人がどれだけ出ていて、何人が事務の仕事を探しているかは、事務の求人と求職の数を中分類ごとに並べた記事で確かめてください。国勢調査の399万人は、すでに事務で働いている人の数です。

Q:高卒女性の仕事ランキングは?

高卒で働く女性は、事務268万人、サービス職業220万人、販売144万人、生産工程132万人、運搬・清掃・包装等112万人の順に多くなっています(2020年の国勢調査)。高卒で働く女性1,030万人のうち、この5区分に85.1%が集まっています(編集部の算出)。並びは人数によるもので、仕事の向き不向きの判断は含んでいません。

まとめ

  • 2020年の国勢調査で、最終学歴が高校・旧中の就業者は2,273万人(働く人の41.1%。学歴が不詳の人を除いた割合)
  • 人数の多い順は生産工程435万人・事務399万人・サービス職業308万人・販売257万人で、この4区分で1,398万人(編集部の算出)
  • 働く人に占める高卒の割合は、輸送・機械運転の61.5%が12区分で最も高く、6区分で5割を超える。専門的・技術的職業は14.9%
  • 割合と人数は同じ並びにならない。事務は割合34.9%でも、人数は399万人で2番目
  • 高卒で働く女性1,030万人のうち、事務268万人とサービス職業220万人で47.4%(編集部の算出)
  • 就いている人の数は、いま高卒で応募できる求人の数とは別。学歴の条件は求人1件ごとに見る

いまの仕事と同じ区分で次を探すなら、表でその区分の高卒の人数を見てから、求人の出方を別の統計で確かめてください。人数は、その区分で高卒の人がどれだけ働いているかを示す目安です。

区分をまたいで仕事を変えるなら、移る先の区分の人数と割合を、いまの区分と並べてください。割合の高さは入りやすさを表していないので、応募できるかどうかは、求人票の学歴の欄と応募資格で判断します。

表に並んだ57の中分類を上から読み、いまの仕事にいちばん近い名前を1つ選んでください。選んだ名前が入る大分類の行で、高卒の人数と割合を読みます。その2つの数字を紙に書いてから、求人を探し始めてください。

※本記事は、総務省統計局の国勢調査の報告書にもとづく一般的な情報です。数値は2020年(令和2年)の調査の値で、2026年9月29日に編集部が原典を確認しました。個別の求人の条件は、応募先の会社またはハローワークなどの公的機関にご確認ください。


参考・出典

  • 総務省統計局「令和2年国勢調査 最終報告書『日本の人口・世帯』」第1部第2章(2)11 教育(本文p.255〈1960年から10年ごとに在学か否かの別と最終卒業学校の種類を調査〉・p.263〈高校・旧中の就業者は生産工程19.2%、事務17.5%の順〉/表11-2 男女、年齢〈5歳階級〉、在学か否かの別・最終卒業学校の種類別15歳以上人口及び割合〈2020年〉pp.258〜259/表11-4 男女、職業〈大分類〉、在学か否かの別・最終卒業学校の種類別15歳以上就業者数及び割合〈2020年〉pp.266〜268。原数値。2026年9月29日に編集部がPDFを開いて確認): https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/01-02-02.pdf
  • 総務省統計局「令和2年国勢調査 最終報告書『日本の人口・世帯』」第2章 用語の解説(教育=在学か否かの別・最終卒業学校の種類・専修学校と各種学校の区分 pp.357〜359/労働力状態=就業者・完全失業者の定義 pp.372〜373/職業=日本標準職業分類をもとにした12の大分類・57の中分類・232の小分類 p.377/令和2年国勢調査社会経済分類表 pp.378〜382。同上): https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/02-02.pdf
  • 総務省統計局「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果 結果の概要」(令和4年5月27日。就業状態等基本集計が全ての調査票を用いた集計であることの確認。2026年9月29日): https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2020/kekka/pdf/outline_02.pdf
  • e-Stat「令和2年国勢調査 抽出詳細集計」の統計表の一覧(職業〈中分類〉・職業〈小分類〉と最終卒業学校の表。2026年9月29日は編集部の環境から表のファイルを読み込めず、本文の数値には使っていない): https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&lid=000001306456
  • ハローワークインターネットサービス「求人情報の入力方法について」(事業主向け。「3. 仕事内容情報」10[学歴・専攻]=「必要な学歴の有無について、『必須』または『不問』を選択してください。」。2026年9月29日に編集部が原文を確認): https://www.hellowork.mhlw.go.jp/enterprise/ent_inputmethod03.html
  • 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「電気工事士」(「学歴」の項目の説明文=「この職業で実際に働いている人が多いと感じる『学歴』を表しています。」の確認。2026年9月29日): https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/46
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