※本記事には広告(プロモーション)を含みます。編集部が転職サービスを勧める基準は編集方針ですべて公開しています。
先に結論を書きます。編集部が2026年8月23日に株式会社ミライト・ワンの新卒採用サイトを確認したところ、初任給の表に高校卒の行はありませんでした。いちばん下の区分は専門卒(1年)の227,000円です。
ただし、グループ会社の採用ページを10社まで開いたところ、7社で高卒の入口を確認できました。高校卒の初任給を金額まで公開している会社が6社(200,120円〜226,100円)、応募資格に「高卒」と書いている会社が1社です。中途採用を「学歴不問OK!第二新卒歓迎」と明記し、月給23万円〜40万円を提示しているグループ会社もあります(東電通ネットワーク株式会社)。
つまり答えは、本体の給与テーブルには入口が無いが、グループ会社には複数の入口が実在するになります。以下、すべて公式ページの記載で確認して書きます。
結論:本体の初任給に高校卒の区分は無く、グループ会社にはあります
本体とグループ会社10社を1つの表にします。いずれも2026年8月23日に各社の公式採用ページで確認した、新卒の初任給(月給)です。
| 会社(主な勤務地) | 高校卒の初任給 | 比較用の上位区分 | 高卒の入口 |
|---|---|---|---|
| 株式会社ミライト・ワン(本体・全国) | 記載なし | 専門卒(1年)227,000円が最下位 | ― |
| 株式会社ラインコネクト(柏・千葉・成田・土浦) | 226,100円 | 高専卒231,600円/学部卒241,100円 | あり |
| 株式会社ミライト・ワン・コアリンクス(大阪ほか8都市) | 217,200円 | 専門卒224,400円/大卒238,300円 | あり |
| 近畿電機株式会社(大阪府和泉市ほか) | 203,000円 | 大卒219,000円 | あり |
| 東電通ネットワーク株式会社(首都圏) | 201,000円 | 高専卒206,200円/学部卒234,000円 | あり |
| 株式会社ラピスネット(兵庫県神戸市ほか) | 200,120円 | 専門・短大卒210,120円/大卒220,120円 | あり |
| 西日本電工株式会社(主に熊本県内) | 187,000円 | ― | あり |
| 株式会社コトネットエンジニアリング(京都・奈良・愛知) | 金額の記載なし | ― | 応募資格に「高卒」あり |
| 株式会社TTK(仙台ほか東北・東京) | 記載なし | 高専・短大・専門卒223,340円が最下位 | ― |
| 光陽エンジニアリング株式会社(栃木県宇都宮市) | 記載なし(応募資格「学部・学科不問」) | ― | ― |
| 片倉建設株式会社(東京都内) | 記載なし(給与「委細面談」) | ― | ― |
出典:各社の公式採用ページ(2026年8月23日確認)。URLは記事末尾の「参考・出典」に記載。
読み取れることは3つです。第1に、本体の初任給テーブルに高校卒の行がありません。応募資格の文言が採用サイトに見当たらないため「応募できない」とは断定しませんが、初任給の学歴区分は社内の等級制度と結びついた数字なので、応募資格の文言より重い情報だと編集部は考えます。
第2に、確認した10社のうち7社に高卒の入口がありました。うち6社は金額まで公開しており、幅は200,120円〜226,100円です。第3に、入口の有無は会社の規模や知名度と対応していません。本体と、本体に次ぐ規模のTTKには高校卒の行が無く、地域の事業会社側に入口が集中しています(確認したのは採用ページ一覧に載る24社のうち10社で、残り14社は確認していません)。
本体の初任給テーブルを、そのまま並べます
株式会社ミライト・ワンの新卒採用サイトに掲載されている初任給(2026年4月実績)は9区分です。2026年8月23日時点の記載を、同額の区分をまとめて書き出します。
| 学歴区分 | 初任給 |
|---|---|
| 大学院卒 | 282,000円 |
| 大学卒/専門卒(4年)/高専専攻卒 | 275,000円 |
| 専門卒(3年) | 247,000円 |
| 高専本科卒 | 245,500円 |
| 短大卒/専門卒(2年) | 233,000円 |
| 専門卒(1年) | 227,000円(最下位区分) |
出典:株式会社ミライト・ワン「新卒採用サイト 募集要項」(2026年8月23日確認)。並び順は編集部が金額の高い順に組み替えました。
注目してほしいのは、区分の細かさです。専門卒を修業年限で4区分に割り、高専も専攻科と本科で分けています。ここまで刻んでいる表に、高校卒だけが入っていません。書き忘れではなく、そもそも設計されていないと読むのが自然です。なお本体の募集職種は総合職、勤務地は「東京本社ならびに全国各事業所」、年間休日は125日以上です(同ページ)。

グループ会社に、高卒の入口は実在します
ここがこの記事の中心です。3社の募集要項の中身を、そのまま書きます。
株式会社ミライト・ワン・コアリンクス
応募資格の原文は「新卒(高校卒以上)キャリア採用」、初任給は高校卒217,200円/専門卒224,400円/大卒238,300円です。募集はネットワークや通信設備の設計・施工管理などのエンジニア職ほか、勤務地は大阪・東京・名古屋・金沢・広島・高松・高知・福岡の8都市(2026年8月23日確認)。転勤は「転勤制度はございますが、新入社員の転勤は少なく、主に管理職が対象となる」と書かれています。転勤が無いという意味ではありませんが、入ってすぐ全国を回される形ではないと読めます。
西日本電工株式会社
こちらは高校新卒の募集そのものです。応募資格は「2027年3月高等学校卒業見込みの方」、高卒初任給187,000円、職種は技術職と事務職、勤務地は「主に熊本県内(必要により隣接県もあり)」(本社は熊本市南区。2026年8月23日確認)。在学中でない読者はこの募集には応募できません。それでも載せるのは、グループとして高卒を採る運用が現に動いている証拠であり、勤務地が県内に限定された会社がグループ内にあるという事実が、転勤を避けたい読者の探し方を変えるからです。
東電通ネットワーク株式会社(中途で「学歴不問」と明記)
この記事の想定読者にいちばん近いのは、ここです。採用ページは新卒と既卒(中途)を分けて掲載しており、既卒採用の応募資格に「学歴不問OK!第二新卒歓迎」と書かれています(2026年8月23日確認)。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 応募資格(既卒・中途) | 学歴不問OK!第二新卒歓迎/普通自動車免許(AT限定可)をお持ちの方 |
| 給与(既卒・中途) | 月給23万円〜40万円 |
| 募集職種・勤務地 | 通信設備エンジニア、総合設備エンジニア/本社および首都圏事務所(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城) |
| 新卒の初任給 | 高卒201,000円/高専卒206,200円/学部卒234,000円(募集学科は電気電子系・情報工学系・機械工学系) |
出典:東電通ネットワーク株式会社「採用情報」(2026年8月23日確認)。
必須として書かれている資格が普通自動車免許だけという点は、後述する本体のキャリア採用(施工管理技士・電気工事士が必須)と対照的です。同じグループの中に、要件の高さがまったく違う入口が並んでいます。なお給与の23万円〜40万円は幅が広く、どの条件でいくらになるかは求人票に書かれていません。応募前に確認すべき事項です。
同じ会社の中で高卒と大卒を比べると、差はそれほど大きくありません。上の表の5社について編集部が計算したところ、大卒(学部卒)と高校卒の初任給差は15,000円(ラインコネクト)〜33,000円(東電通ネットワーク)でした。厚生労働省の統計で20〜24歳の高校卒と大学卒を比べた差は38,700円ですから(後述)、入口の差は統計の平均より小さい会社が多いことになります。ただし時点も地域も職種もそろっていないため、会社間の比較には使えません。
なぜ本体ではなくグループ会社を見るべきなのか
人数の構造を見ると理由がはっきりします。従業員数は単体3,589名、グループ連結17,709名です(2026年3月31日現在。2026年8月23日確認)。差の14,120名、つまりグループで働く人の約8割は本体以外に所属しています(編集部算出)。会社概要の事業内容も「電気通信工事、電気工事、土木工事、建築工事及びこれらに関連する事業を行う子会社及びグループ会社の経営管理等」です。本体の採用サイトだけを見て判断すると、8割を見落とします。
グループ会社の採用情報は本体の新卒採用サイト内に一覧があり、2026年8月23日時点で24社分が並んでいます。同じ構造は他社にもあります。本体に無く子会社にあるパターンは共和電業の中途採用の学歴条件と初任給を確認した記事、逆にグループ主要3社すべてに高校卒の区分が無かった例はセガサミーグループの募集要項を確認した記事にまとめています。同じ手順で見ても結果は割れます。だから1社ずつ見るしかありません。
中途採用は、学歴ではなく資格と経験で決まっています
株式会社ミライト・ワンのキャリア採用ページには、学歴要件の記載がありません。「学歴不問」という明記もありません。代わりに、必須要件がすべて資格と実務経験になっています(2026年8月23日時点)。
| ドメイン | 募集職種 | 必須要件の記載 |
|---|---|---|
| 通信基盤ドメイン | 土木工事施工管理 | 一級/二級土木施工管理技士を持ち、施工管理経験のある方 |
| 環境社会基盤ドメイン | 電気工事施工管理 | 第一種/第二種電気工事士または一級電気工事施工管理技士を持ち、施工管理経験のある方 |
| 共通 | ― | 二級施工管理技士で3年以上の設計・施工管理経験/監理技術者で3年以上の実務経験 |
出典:株式会社ミライト・ワン「中途採用情報」(2026年8月23日確認)。
この書き方は、高卒の読者にとって悪い話ではありません。学歴は取り直しに年単位かかりますが、資格は受験できます。一方で、現時点で資格も施工管理経験も無い人は、この要件を満たしません。工場の交替勤務で9年働いてきた経験は、そのままでは「施工管理経験」に読み替えられないからです。入口はグループ会社側か、施工管理の経験を積める会社を1社挟むルートになります。
編集部の運営メンバーは、中途採用の面接官として100人以上と面接してきました。実務では、必須要件は選考が始まる前の機械的な処理です。書類が現場責任者に回る前の段階で仕分けられるため、「会って話せばわかってもらえる」の手前で終わります。
施工管理の資格は、学歴では止められません
2級土木施工管理技術検定の第一次検定の受検資格は、「令和8年度中における年齢が17歳以上の者」です。学歴要件は書かれていません(一般財団法人全国建設研修センターの試験ページで2026年8月23日確認)。高校を出ていても、出ていなくても、17歳以上なら受けられます。第一次検定に合格すると「2級土木施工管理技士補」となり、第二次検定は第一次検定合格後の実務経験などが要件になります(第二次検定の要件の全文は、資料PDFの中身まで確認できていません)。
ここは、この記事でいちばん実務的な部分です。キャリア採用の必須要件は「資格+施工管理経験」で、その資格の入口には学歴の条件がありません。満たせていないのは学歴ではなく、資格と経験です。学歴は変えられませんが、資格と経験は積めます。ただし第二次検定には実務経験が要るため、順路は「資格の取れる会社に入る→資格を取る→要件を満たして動く」という年単位の計画になります。
なお、第一種/第二種電気工事士の受検資格は、電気技術者試験センターの公式ページで記載そのものを確認できませんでした。確認できたのは試験の実施回数(年2回)と受験手数料(インターネット申込み11,100円/郵送申込み12,500円・非課税)です(2026年8月23日確認)。確認できていないことは、確認できていないと書きます。

求人票と統計から、この産業を見ておく
募集時に明示が義務づけられている項目の中に、学歴は入っていません。職業安定法5条の3第1項と、同条4項の委任を受けた同法施行規則4条の2第3項が定める明示事項は、業務内容・契約期間・試みの使用期間・有期契約の更新基準・就業の場所・始業終業の時刻や休憩休日・賃金の額・社会保険の適用・事業主の氏名等の9項目です(2026年8月時点)。「学歴不問と書いていないから応募できない」も「書いてあるから学歴を見ない」も成り立ちません。学歴の壁は、求人票の外側にあります。その意味で、学歴区分を細かく書いている本体の9区分の表は、むしろ判定しやすい部類です。
企業側のデータで確認する方法もあります。労働施策総合推進法27条の2第1項は、常時雇用する労働者が300人を超える事業主に中途採用比率(新規学卒等採用者以外の雇入れの割合)の公表を義務づけています(頻度と対象期間は同法施行規則9条の2第1項で「おおむね一年に一回以上」「直近の三事業年度について」。2026年8月時点)。気になる会社があるなら、看板やイメージではなくこの数字を先に見てください。厚生労働省の「しょくばらぼ」でも検索できます。
産業としての位置も見ておきます。厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」(令和4年3月卒)によると、高卒就職者13万7,458人の3年以内離職率は調査産業計で37.9%。通信インフラ工事が分類される建設業は41.4%(就職者14,102人)で高い部類です。情報通信業は36.1%(同1,321人)、製造業は28.6%(同57,193人・構成比41.6%は編集部算出)。屋外作業や工期に左右される働き方が背景にあると考えられますが、この解釈は編集部のもので原典に説明はありません。言えるのは、「インフラだから安定」という言い方が離職率の数字と一致しないことだけです。
一方で、学歴そのものの差も見ておきます。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」の学歴別の賃金(男女計・所定内給与額)は、20〜24歳で高校卒225,200円・大学卒263,900円の38,700円差。高校卒は50〜54歳の335,100円がピークで下がり始め、大学卒は5年遅い55〜59歳の529,100円がピークです。同じ55〜59歳の差は197,000円で、入口の約5.1倍まで開きます(同概況(3)学歴別にみた賃金・第3表〈2025年6月分〉。差は編集部算出)。高卒の不利は入口ではなく途中に出ます。
同じ調査の年齢計では、学歴の差(大学卒−高校卒)99,100円に対し、雇用形態の差(正社員−正社員以外)は117,100円、企業規模の差(大企業−小企業)は79,500円でした(同概況 第3表・第6-1表・第4表。差は編集部算出。大企業=常用労働者1,000人以上、小企業=10〜99人)。別々の集計なので足し算はできませんが、学歴と同じくらいの差が、自分の行動で変えられる軸にもあるということです。初任給の相場は高卒初任給の実額推移をまとめた記事、大手へ移った人がどの職種から動いたかは高卒で大手企業への転職を成功させた事例まとめに整理しました。
では、どこを見ればいいのか
「高卒で応募できると書いてある会社」を、自分で数えるところから始めてください。この記事で使った手順は4つです。
- 新卒募集要項の応募資格を、学歴の列挙で読む。学歴が並べて書かれていて高等学校が入っていれば、入口はあります
- 初任給の表のいちばん下の区分を見る。高校卒の行があるかどうかで、給与テーブルに入口が用意されているかが読めます
- キャリア採用の必須要件を読む。学歴ではなく資格・経験年数が書かれている場合、必要なのは学歴ではありません
- グループ会社の募集要項まで見にいく。ミライト・ワンは、この4番目で結論が変わりました
この4点は、どの会社にも同じように使えます。高卒の入口が実際に開いている大手の例は高卒で三菱重工に就職する全知識、繊維メーカーで同じ4点を確認した結果は日本毛織(ニッケ)の学歴条件を募集要項で確認した記事にまとめました。母集団を広げる先としては製造業も押さえてください。高卒就職者の41.6%が入る産業で、3年以内離職率は28.6%と調査産業計より9.3ポイント低いからです(前掲・令和4年3月卒)。
転職サービスの位置づけと、登録しなくていい人
転職エージェント(有料職業紹介)の報酬は、紹介先の企業が支払う成功報酬です。求職者は原則無料なので、書類添削・面接対策・相場のフィードバックは遠慮なく受け取って構いません。一方で、どの会社に行くか、いつ動くかの判断だけは自分で持ってください。提案される求人は「世の中の求人」ではなく、そのエージェントと契約している企業の在庫だからです。事業者の許可・届出は、厚生労働省の人材サービス総合サイトで確認できます。当サイトは、許可・届出を確認できない事業者を勧めません。
そのうえで、いまの職種の経験を積み増している最中で賃金にも労働時間にも不満がない人、社内で異動・昇格の話が具体的に進んでいる人、施工管理の資格試験に申し込んだばかりの人は、いま登録しなくて構いません。資格試験は、結果が出てから動いたほうが要件を満たした状態で交渉できます。
よくある質問
Q:高卒でミライト・ワンに就職できますか?
編集部が2026年8月23日に確認した範囲では、株式会社ミライト・ワン本体の新卒採用サイトの初任給表に高校卒の区分はありませんでした(最下位区分は専門卒〈1年〉227,000円)。一方で、グループ会社10社の採用ページを確認したところ、7社で高卒の入口を確認できました。募集要項は年度ごとに更新されるため、各社の公式採用ページで最新の記載をご確認ください。
Q:ミライト・ワンの高卒の初任給はいくらですか?
本体の募集要項には高校卒の初任給が記載されていないため、本体について答えられる数字はありません(最下位区分は専門卒〈1年〉227,000円)。グループ会社の金額は本文の表のとおりで、200,120円〜226,100円の幅です(2026年8月23日確認)。「◯◯手当を含む」と書かれている場合は、その手当の中身と支給条件を必ず確認してください。
Q:中途採用なら高卒でも応募できますか?
会社によって答えが正反対です。本体のキャリア採用ページに学歴要件の記載はありませんが、必須要件が資格と施工管理経験になっています。学歴で切られない代わりに、資格と経験が無いと要件を満たせません。一方、グループ会社の東電通ネットワーク株式会社は既卒(中途)採用を「学歴不問OK!第二新卒歓迎」とし、必要な資格は普通自動車免許のみ、給与は月給23万円〜40万円と記載しています(2026年8月23日確認)。
Q:資格は高卒でも受けられますか?
2級土木施工管理技術検定の第一次検定は、「令和8年度中における年齢が17歳以上の者」が受検資格で、学歴要件は書かれていません(一般財団法人全国建設研修センターの試験ページで2026年8月23日確認)。第二次検定は第一次検定合格後の実務経験などが要件になりますが、その要件の全文は確認できていません。電気工事士については、電気技術者試験センターの公式ページで受検資格の記載そのものを確認できませんでした。各試験実施機関の受験案内で最新の要件を直接ご確認ください。
まとめ
- 株式会社ミライト・ワン本体の新卒初任給テーブルに、高校卒の区分はありません(2026年8月23日に公式採用サイトで確認)。最下位区分は専門卒(1年)227,000円で、専門卒を修業年限で4区分に割るほど細かい表に、高校卒だけが入っていません
- グループ会社には高卒の入口が実在します。採用ページを確認した10社のうち7社で確認でき、うち6社は金額を公開しています(200,120円〜226,100円)。東電通ネットワークは中途を「学歴不問OK!第二新卒歓迎」月給23万円〜40万円と明記しています
- 同じ会社の中の大卒と高校卒の初任給差は15,000円〜33,000円(5社・編集部算出)で、20〜24歳の統計上の学歴差38,700円より小さい会社が多いという結果でした
- 従業員数は単体3,589名に対しグループ連結17,709名。約8割は本体以外に所属しています(2026年3月31日現在)。本体だけを見て判断すると8割を見落とします
- キャリア採用に学歴要件の記載はなく、必須要件は資格と施工管理経験です。そして2級土木施工管理技術検定の第一次検定の受検資格は「17歳以上」で、学歴要件がありません。満たせていないのは学歴ではありません
- 求人票の法定明示9項目に学歴は入っていません(職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項)。建設業に入った高卒就職者の3年以内離職率は41.4%で、調査産業計37.9%より3.5ポイント高い数字です(令和4年3月卒)。「インフラだから安定」は、この数字とは一致しません
編集部の結論を、軸ごとに書きます。通信インフラ・施工管理の仕事に就きたいのが最優先なら、見る先は本体ではなくグループ会社です。24社の採用ページが本体サイトから一覧できます。収入を最優先するなら、まず施工管理の資格を1つ取ることを勧めます。キャリア採用の必須要件がそこにあり、その入口に学歴の条件が無いからです。現職で経験が積み上がっていて、賃金にも労働時間にも不満がない人は、いま動く必要はありません。
今日やることは1つです。気になっている会社の募集要項を開いて、応募資格の学歴の列挙と、初任給の表のいちばん下の行を見てください。それで結論が出なければ、グループ会社の一覧まで開いてください。ミライト・ワンは、その4番目で答えが変わった会社です。
ミライト・ワンの応募条件を他社と比較するための企業一覧で、ほかの企業の学歴要件も確認できます。
※本記事は一般的な情報提供であり、各社の採用方針・募集内容は変更されることがあります。応募を検討する場合は必ず各社の公式採用ページで最新の募集要項をご確認ください。資格試験の受検資格は改正されることがあるため、試験実施機関の受験案内でご確認ください。個別の労働条件・制度の適用については、都道府県労働局・労働基準監督署・ハローワークなどの公的窓口へご確認ください。
参考・出典
- 株式会社ミライト・ワン「新卒採用サイト 募集要項」(初任給9区分・募集職種・コース・勤務地・年間休日。2026年8月23日確認): https://rect.mirait-one.com/recruit/
- 株式会社ミライト・ワン「中途採用情報」(キャリア採用の募集職種と必須要件。学歴要件の記載なし。2026年8月23日確認): https://rect.mirait-one.com/recruit/career.html
- 株式会社ミライト・ワン「グループ会社採用情報」(2026年8月23日時点で24社の採用ページを掲載): https://rect.mirait-one.com/recruit/group.html
- 株式会社ミライト・ワン「会社概要」(設立2010年10月1日・資本金70億円・従業員数 単体3,589名/連結17,709名〈2026年3月31日現在〉・東証プライム市場・証券コード1417・本社 東京都港区虎ノ門2-2-3・事業内容。2026年8月23日確認): https://www.mirait-one.com/corporate/profile/
- 株式会社ミライト・ワン・コアリンクス「募集要項」(応募資格「新卒〈高校卒以上〉」・高校卒初任給217,200円・募集職種・勤務地・転勤・勤務時間・休日休暇。2026年8月23日確認): https://www.recruit.mirait-one-corelinks.com/job-description/
- 西日本電工株式会社「採用情報」(応募資格「2027年3月高等学校卒業見込みの方」・高卒初任給187,000円・職種・勤務地「主に熊本県内」。2026年8月23日確認): https://nishinihondenko.jp/recruit/
- 株式会社ラインコネクト「採用情報」(初任給 高卒226,100円・高専卒231,600円・学部卒241,100円/勤務地/中途は随時採用。2026年8月23日確認): https://www.line-connect.co.jp/recruit/index.html
- 東電通ネットワーク株式会社「採用情報」(新卒初任給 高卒201,000円・高専卒206,200円・学部卒234,000円/既卒採用「学歴不問OK!第二新卒歓迎」月給23万円〜40万円・普通自動車免許/勤務地。2026年8月23日確認): https://www.todentsu-nw.co.jp/recruit.php
- 近畿電機株式会社「採用情報」(初任給 高卒203,000円・大卒219,000円/応募資格「特別な資格や免許は一切必要ありません」/既卒者の給与決定方法。2026年8月23日確認): https://kinkidenki.com/top/recruit/
- 株式会社ラピスネット「採用情報」(初任給 高卒200,120円・専門/短大卒210,120円・大卒220,120円。2026年8月23日確認): https://lapisnet.co.jp/recruit
- 株式会社コトネットエンジニアリング「採用情報」(応募資格に「高卒」の記載。2026年8月23日確認): https://www.cotonet.jp/recruit/
- 株式会社TTK「募集要項」(初任給の学歴区分。高校卒の行なし。2026年8月23日確認): https://www.ttk-g.co.jp/recruit/guideline/
- 光陽エンジニアリング株式会社「採用情報」(応募資格「学部・学科不問」。2026年8月23日確認): http://www.koyonet.com/recruit/
- 片倉建設株式会社「採用情報」(土木施工管理職・給与「委細面談」。2026年8月23日確認): https://kata-kura.com/recruit.html
- 一般財団法人全国建設研修センター「2級土木施工管理技術検定」(第一次検定の受検資格「令和8年度中における年齢が17歳以上の者」。2026年8月23日確認): https://www.jctc.jp/exam/doboku-2
- 一般財団法人電気技術者試験センター「第二種電気工事士試験」(試験の実施回数・受験手数料。受験資格の記載は同ページで確認できず。2026年8月23日確認): https://www.shiken.or.jp/construction/second/
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(3)学歴別にみた賃金・第3表(高校卒と大学卒の年齢階級別賃金。2025年6月分): https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/03.pdf
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(4)企業規模別にみた賃金・第4表: https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/04.pdf /(6)雇用形態別にみた賃金・第6-1表: https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/dl/06.pdf /用語の解説(企業規模の区分・所定内給与額の定義): https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2025/yougo.html
- 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」より「新規高卒就職者の産業別離職状況」(令和4年3月卒。建設業・製造業・情報通信業ほかの就職者数と3年以内離職率): https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001319006.pdf
- e-Gov法令検索「職業安定法」(労働条件等の明示=5条の3第1項、明示事項の委任=同条4項): https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000141
- e-Gov法令検索「職業安定法施行規則」(明示すべき事項=4条の2第3項1号〜9号): https://laws.e-gov.go.jp/law/322M40002000012
- e-Gov法令検索「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(中途採用に関する情報の公表=27条の2第1項): https://laws.e-gov.go.jp/law/341AC0000000132 /同施行規則(公表の頻度・対象期間=9条の2第1項): https://laws.e-gov.go.jp/law/341M50002000023
- 厚生労働省「職場情報総合サイト しょくばらぼ」(企業の職場情報の検索・比較): https://shokuba.mhlw.go.jp/
- 厚生労働省「人材サービス総合サイト」(有料職業紹介・募集情報等提供事業者の許可・届出の確認): https://jinzai.hellowork.mhlw.go.jp/

