共和電業に高卒で入れる?中途採用の学歴条件と初任給を確認

共和電業グループの募集要項で高卒の応募資格と初任給を確認するイメージ

※本記事には広告(プロモーション)を含みます。編集部が転職サービスを勧める基準は編集方針ですべて公開しています。

先に結論を書きます。編集部が2026年8月21日に共和電業の採用情報を確認したところ、本体の採用実績の学歴区分は大学院卒・大卒・短大高専専門卒で、高校卒はありませんでした。ただしグループ会社の募集要項には、高校卒の初任給が実額で載っています。甲府共和電業が高校卒(工業)196,750円(2026年4月実績)、共和サービスセンターが高校(技術系)卒183,000円(2023年4月実績)です。

さらに重要な点があります。共和サービスセンターの応募資格は「高校・専門学校・高等専門学校(新卒及び既卒)」、共和計測の求人内容は「新卒・中途」と書かれています。つまり、すでに高校を卒業して働いている読者も対象に入っている、ということです。

「共和電業に入れますか」という問いは、「共和電業グループで働けますか」に置き換えた瞬間に答えが変わります。この記事では、本体とグループ会社の募集要項を並べて示し、初任給を年間総労働時間で割った時間あたりの単価まで出したうえで、転勤・勤務地と応募前の確認手順を書きます。

結論:本体には高卒の入口が確認できませんが、グループ会社にはあります

共和電業は、ひずみゲージなどの応力計測機器をつくる計測機器メーカーです。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており(証券コード6853)、本社は東京都調布市調布ヶ丘3-5-1、従業員数は523名(男性424名・女性99名。2025年12月31日現在)、連結売上高は162億7,200万円(2025年12月期)です(共和電業「会社概要」2026年8月21日確認)。

その採用を、本体とグループ会社に分けて見ます。

区分 高校卒の応募資格 高校卒の初任給の記載 既卒・中途の記載
共和電業(本体)・新卒 確認できず(採用実績の学歴区分は大学院卒・大卒・短大高専専門卒) なし
共和電業(本体)・キャリア採用 「現在募集中の職種はございません。」(2026年8月21日時点)
株式会社山形共和電業 あり(大学院生、大学生、高校生) 月給161,500円(2022年4月実績) 記載なし
株式会社甲府共和電業 あり(専門学生・高校生) 月給196,750円(高校卒〈工業〉・2026年4月実績) 記載なし
株式会社共和計測 あり(大学、高専、専門学校、高校) 記載なし 求人内容「新卒・中途」
株式会社共和サービスセンター あり(高校・専門学校・高等専門学校) 月給183,000円(高校〈技術系〉卒・2023年4月実績) 「新卒及び既卒」と明記
株式会社ニューテック 記載なし(技術系、機械・電子・土木・電気等、若干名) 記載なし 求人内容「新卒・中途」

出典:共和電業「募集要項(グループ会社)」「募集要項(新卒)」「募集要項(キャリア採用)」、および(株)共和電業がマイナビ2028の会社概要ページに掲載している採用実績。いずれも2026年8月21日確認。

読み取れることは3つです。

  1. 本体を見ているだけでは「高卒は無理」で終わります。本体のキャリア採用は、2026年8月21日時点で募集そのものがゼロでした
  2. グループ会社の募集要項には、高校卒の初任給が実額で書かれています。書かれているということは、給与テーブルに高校卒の入口が用意されているということです
  3. 共和サービスセンターと共和計測は、既卒・中途を明記しています。在学中の高校生に限定した枠ではありません

グループ会社の募集要項を、そのまま並べます

同じグループでも、募集職種も勤務地も労働時間も違います。2026年8月21日時点の記載を、そのまま表にしました。

会社 募集職種 勤務地 勤務時間・年間総労働時間
山形共和電業 技術系総合職、事務系総合職、製造 山形県東根市 8:00〜17:10(実働8時間)/1,944時間
甲府共和電業 製造・生産管理・製品技術・物流業務 山梨県甲府市 8:00〜17:00(実働8時間)/1,936時間
共和計測 計測技術職種、設計製造職種 東京都調布市調布ヶ丘3-5-1 8:25〜17:10(実働7時間45分)/1,872時間
共和サービスセンター 各種センサー・電子計測器などの校正、点検、修理 東京都調布市 本社工場内 8:25〜17:10(実働7時間45分)/1,872時間
ニューテック インフラ・工業計測技術者(ひずみ)、データ処理ソフト開発 兵庫県加古郡播磨町、大阪府吹田市 記載なし

出典:共和電業「募集要項(グループ会社)」(2026年8月21日確認)。

初任給の学歴区分も、記載されているものをすべて並べます(金額の表記は半角数字に統一しました)。

  • 山形共和電業(2022年4月実績):大学院卒216,000円/大学卒(理系)205,000円/大学卒(文系)203,000円/高専卒180,000円/短大卒175,000円/高校卒161,500円
  • 甲府共和電業(2026年4月実績):専門卒203,050円/高校卒(工業)196,750円
  • 共和サービスセンター(2023年4月実績):高専卒205,000円/専門(技術系)卒200,000円/高校(技術系)卒183,000円

各社とも待遇欄に通勤手当・家族手当・資格手当などが別記されているため、上記は諸手当や時間外手当を含まない月給と読めます。ただし「含む/含まない」の明示は募集要項に無いため、応募時に必ず確認してください。昇給は各社とも年1回(4月)、賞与は年2回(6月、12月)と記載されています。

1つ断っておきます。山形共和電業と甲府共和電業の応募資格は「高校生」と書かれており、これは在学中の高校生を対象にした新卒の枠です。在学中の高校生の就職は、学校とハローワークによる無料職業紹介(職業安定法33条の2第1項1号)が担う制度領域で、学校を通さない直接応募を当サイトは勧めません。すでに卒業している読者が見るのは、応募資格に「高校」があり、かつ既卒・中途を明記している共和サービスセンター(「新卒及び既卒」)と共和計測(「新卒・中途」)の2社です。

共和電業グループの各社と、高卒の応募資格・既卒中途の可否を示した図

初任給を時間あたりに直すと、見え方が変わります

額面の月給だけを比べると判断を誤ります。同じグループでも、年間総労働時間が1,872時間から1,944時間まで72時間ちがうからです。

そこで、初任給(月給)を「年間総労働時間÷12か月」で割って、所定内労働1時間あたりの単価を出しました。

会社 高校卒の初任給 月あたり所定労働時間 時間あたり(編集部算出)
山形共和電業(2022年4月実績) 161,500円 162.0時間 約997円
甲府共和電業(2026年4月実績) 196,750円 161.3時間 約1,220円
共和サービスセンター(2023年4月実績) 183,000円 156.0時間 約1,173円

計算:各社の募集要項に記載された年間総労働時間(1,944時間/1,936時間/1,872時間)を12で割り、記載された月給を除しました。編集部算出です。

注意点を先に書きます。3社は初任給の時点が2022年・2023年・2026年とばらばらで、地域も違います。この表は「どこが得か」のランキングではありません。実働8時間と7時間45分の設計差が時間単価に効くことを示すための計算です。

それでも、読者が使える見方が1つあります。求人票を比べるときは、月給を所定労働時間で割ってから比べることです。年間休日と実働時間が書かれていれば誰でもできます。額面が高く見える求人が、時間で割ると逆転することは珍しくありません。

もう1つ、同じ会社の中の学歴差も見ておく価値があります。共和サービスセンターは、高専卒205,000円と高校(技術系)卒183,000円で22,000円の差です(2023年4月実績。差は編集部算出)。甲府共和電業は、専門卒203,050円と高校卒(工業)196,750円で6,300円の差です(2026年4月実績。同)。同じ仕事に就く入口で、学歴による差はこの幅ということになります。

高卒の賃金は、入口ではなく途中で差がつきます

この6,300円や22,000円という差を、大きいと感じるか小さいと感じるかは人によります。判断材料として、公的統計の全体像を置きます。

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」の学歴別の表(男女計・所定内給与額)は、次のとおりです。

年齢階級 高校卒 大学卒 差(編集部算出)
20〜24歳 225,200円 263,900円 38,700円
35〜39歳 296,600円 382,200円 85,600円
50〜54歳 335,100円(高校卒のピーク) 494,900円 159,800円
55〜59歳 332,100円 529,100円(大学卒のピーク) 197,000円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査の概況」(3)学歴別にみた賃金・第3表(2025年6月分の所定内給与額)。差の列は編集部算出。

入口の差38,700円が、55〜59歳では197,000円まで開きます。約5.1倍です(編集部算出)。高校卒の賃金は50〜54歳でピークを迎えて下がり、大学卒のピークは5年遅い55〜59歳です。

「高卒は初任給が安い」ではなく「高卒は途中で止まる」が、実データの形です。だから、応募先を選ぶときに見るべきは初任給の額そのものではありません。その会社で、何年目にいくらになるのかが読めるかどうかです。初任給の水準を時系列で確認したい場合は高卒初任給の実額推移にまとめてあります。

なお同じ調査では、高校卒の平均勤続年数は14.2年で、大学卒の12.2年より2.0年長くなっています(同第3表。差は編集部算出)。「高卒は定着しない」という語り方と、在職者ベースの勤続年数は逆を向いています。

高校卒と大学卒の年齢別賃金カーブ。差が20代の3万8,700円から50代後半の19万7,000円に開くことを示す折れ線グラフ

転勤と勤務地|拠点の地図から読めること

高卒の入口があるのは、工場とサービス(校正・点検・修理)の職場です。この2つは拠点が固定されやすい仕事でもあります。

生産拠点は3か所です。本社・調布工場(東京都調布市)、山形共和電業(山形県東根市)、甲府共和電業(山梨県甲府市)。営業拠点は14か所で、札幌・仙台・宇都宮・筑波・熊谷・東京(千代田区)・厚木・豊田・名古屋・大阪・明石・広島・福岡などに分散しています。海外拠点は米国(ミシガン州ノビ)、中国(上海)、インド(グルグラム)の3か所です(共和電業「販売ネットワーク」2026年8月21日確認)。

製造の求人は生産拠点にひもづきます。募集要項の勤務地は、山形共和電業が山形県東根市、甲府共和電業が山梨県甲府市、共和計測と共和サービスセンターが東京都調布市と明記されています。高卒の応募資格が明記されているのは製造・計測・サービスの職種であり、営業所網の広さがそのまま転勤範囲になるとは限りません。

とはいえ、募集要項に「転勤なし」と書かれているわけでもありません。ここは推測せず、確認方法を渡します。

2024年4月1日から、募集時に明示すべき事項に「就業の場所の変更の範囲」が追加されました。根拠は職業安定法5条の3第1項で、明示事項の中身は同条4項の委任を受けた同法施行規則4条の2第3項3号です(2026年8月時点)。同じ改正で「従事すべき業務の内容の変更の範囲」(同項1号)も追加されています。

つまり、実際の求人票には「将来どこまで異動しうるか」が書かれているはずの欄があるということです。応募前に見るのはここです。

  • 就業の場所の変更の範囲が、地理的な区切りのある書き方になっているか(「当社が指定する場所」だけの記載は、範囲が読めません)
  • 従事すべき業務の内容の変更の範囲に、いまと違う職種が含まれていないか
  • 転勤に引っ越しが伴うのか、通勤圏内の異動なのか

編集部は、「当社が指定する場所」のように区切りのない記載を応募前に確認すべき点として扱います。違法という意味ではありません。書き方が広いだけで、実際は動かない会社もあります。だから、聞いて確かめる対象だという位置づけです。

この会社をどう評価するか|編集部の見方

編集部が会社を評価する軸は、働きながら値札(市場価値)が上がるかどうかと、本人が決めた軸が満たされるかどうかの2つです。募集要項から読める範囲で、軸ごとに書きます。

時間を最優先する人には、条件が読みやすい会社です。共和計測と共和サービスセンターの年間総労働時間は1,872時間(実働7時間45分)で、休日は「週休2日制(土・日曜日)、有給休暇、GW休暇、夏期休暇、年末年始休暇、特別休暇」と募集要項に記載されています。会社が就職情報サイトに掲載している会社データでは、年間休日123日、月平均の所定外労働10.8時間(2024年度)、有給取得15.0日(2025年度)、平均勤続年数16.9年(2025年11月時点)となっています((株)共和電業のマイナビ2028会社概要ページ。2026年8月21日確認)。

編集部が求人・企業を見るときに機械的に警戒するのは、月45時間を超える残業の常態化、時間数の読めない固定残業代、区切りの無い「変更の範囲」、賃金が幅だけの記載などです。上記の数値がそのとおりであれば、残業の面ではこのラインに触れていません。ただし部署差は必ずあります。

収入を最優先する人には、判断を保留する材料があります。高校卒の初任給が161,500円から196,750円の幅で公表されているのは誠実ですが、何年目にいくらになるのかは募集要項からは読めません

編集部は、この会社を「値札が上がるか」で断定的に評価することを避けます。第1に、平均年間給与を有価証券報告書の原典で確認できていません(PDFのため本作業環境で本文を取得できませんでした)。他社メディアの数値を引き写すことはしません。第2に、口コミについても、複数の情報源で同じ指摘が長期間繰り返されている事実を確認できていません。確認できていないことは、確認できていないと書きます。

そのうえで、立場ははっきり書きます。計測・校正・点検・修理は、社外でも通用する技能が積み上がる仕事です。測定条件を設計する、誤差要因を切り分ける、手順を標準化する——このどれもが、他社の品質管理・生産技術でそのまま話せる経験になります。「積む」ができる職場かどうかで見るなら、この領域は有利な側にあると編集部は考えます。製造業は高卒就職者がいちばん多く入る産業でもあります。高卒で就職した人の41.6%が製造業に入り、その3年以内離職率は28.6%と、調査産業計の37.9%より9.3ポイント低い水準です(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」より「新規高卒就職者の産業別離職状況」令和4年3月卒。構成比は編集部算出)。

応募する前にやること

募集がゼロの本体を待つのではなく、入口が開いている側から見てください。順番があります。

  1. グループ会社の募集要項で、応募資格に「高校」が入っているかを確認する。共和計測は「新卒・中途」、共和サービスセンターは「新卒及び既卒」と明記されています
  2. 初任給の学歴区分を見る。高校卒の行があるかどうかで、給与テーブルに入口が用意されているかがわかります
  3. 月給を所定労働時間で割る。年間総労働時間÷12で割った時間単価で比べます
  4. 求人票の「就業の場所の変更の範囲」を見る。地理的な区切りがあるかを確認します
  5. 同じ手順を、ほかの会社にも当てはめる。1社で決めない、が原則です

採用側にいた立場から、1つ補足します。運営メンバーは中途採用の面接官として100人以上と面接してきました。募集が出ていない会社に「いつか出るかもしれない」と期待して待つのは、いちばん時間を消費します。採用は事業計画と欠員で動くもので、応募者側からは予測できません。待つ間にできることは、応募できる会社の母集団を増やすことだけです。

同じ確認手順を別の会社に当てはめたのが高卒でセガサミーに入れる?採用の学歴条件を募集要項で確認です。こちらは募集要項に高校卒の区分が無かったケースで、判定の仕方が対照的です。高卒の入口が開いている大手の例は高卒で三菱重工に就職する全知識|年収・出世・倍率高卒からトヨタは勝ち組?リアル年収・出世・将来性、実際に大手へ移った人の経路は実際どうなの?高卒で大手企業への転職を成功させた事例まとめにまとめています。

転職サービスの位置づけと、登録しなくていい人

先に構造を書きます。転職エージェント(有料職業紹介)の報酬は、紹介先の企業が支払う成功報酬です。求職者は原則として無料で使えます。書類添削・面接対策・相場のフィードバックは先払いで提供されるものなので、遠慮なく受け取って構いません。一方で、どの会社に行くか、いつ動くかの判断だけは自分で持ってください。提案される求人は「世の中の求人」ではなく、そのエージェントと契約している企業の在庫だからです。

入りたい会社のリストは自分で持ってください。共和電業グループのように、募集が本体ではなくグループ会社から出る会社もあります。リストにある会社がエージェント経由で募集していなければ、公式の採用ページから直接応募すれば済みます。事業者が国の許可・届出を受けているかは、厚生労働省の人材サービス総合サイトで確認できます。当サイトは、許可・届出を確認できない事業者を勧めません。

そのうえで、次に当てはまる人は、いま登録しなくて構いません。

  • 現職で計測・品質・保全の経験を積んでいる最中で、賃金にも労働時間にも不満がない人
  • 社内で異動・昇格の話が具体的に進んでいる人。先に結果を見てからで遅くありません
  • 収入・時間・場所・人間関係のどれを最優先するかがまだ決まっていない人。決まる前に求人を見ると、目についた条件に引っ張られます

「今すぐ登録しないと損」という書き方は使いません。今すぐかどうかは読者の都合であって、紹介する側の都合で決めることではないからです。

よくある質問

Q:高卒で共和電業に入れますか?

本体については、編集部が確認した範囲で高卒の入口を見つけられませんでした。ただしグループ会社4社の募集要項には、応募資格に「高校」が入っています。山形共和電業・甲府共和電業・共和計測・共和サービスセンターです(2026年8月21日確認)。募集内容は更新されるため、応募前に公式の採用ページで最新の記載をご確認ください。

Q:共和電業の中途採用はいつ出ますか?

2026年8月21日時点で、本体のキャリア採用募集要項には「現在募集中の職種はございません。」と記載されていました。次にいつ出るかは公表されておらず、編集部にも予測できません。一方で、グループ会社の共和計測は求人内容が「新卒・中途」、共和サービスセンターは応募資格が「新卒及び既卒」、ニューテックは「新卒・中途」と記載されています。本体の募集を待つより、グループ会社側を先に確認することを編集部は勧めます。

Q:高卒の初任給はいくらですか?

グループ会社の募集要項に記載されている高校卒の初任給は、甲府共和電業が196,750円(工業・2026年4月実績)、共和サービスセンターが183,000円(技術系・2023年4月実績)、山形共和電業が161,500円(2022年4月実績)です。時点が異なるため、そのまま比較しないでください。各社とも待遇欄に通勤手当・家族手当・資格手当などが別記されているため、諸手当や時間外手当は含まない月給と読めますが、明示はないため応募時にご確認ください。

Q:共和電業に転勤はありますか?

募集要項に転勤の有無の記載は見当たりませんでした。確認できるのは勤務地で、山形共和電業は山形県東根市、甲府共和電業は山梨県甲府市、共和計測と共和サービスセンターは東京都調布市です。転勤の範囲は、実際の求人票の「就業の場所の変更の範囲」の欄で確認してください。2024年4月1日から明示が義務づけられた項目です(職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項3号)。

Q:共和電業は「やばい」会社ですか?

編集部は、特定の企業をブラック企業などと断定しません。根拠として示せる客観的な事実の範囲を超えるためです。募集要項から読めるのは、年間総労働時間1,872〜1,944時間、昇給年1回、賞与年2回、週休2日制(共和計測)という条件です。口コミについては、複数の情報源で同じ指摘が長期間繰り返されている事実を編集部として確認できていないため、本記事では評価の根拠にしていません。

まとめ

  • 共和電業本体の採用実績の学歴区分は大学院卒・大卒・短大高専専門卒で、高校卒は確認できませんでした。本体のキャリア採用は2026年8月21日時点で募集ゼロです
  • グループ会社4社(山形共和電業・甲府共和電業・共和計測・共和サービスセンター)の応募資格には「高校」が入っています。うち3社は高校卒の初任給も実額で公表しています(共和計測は初任給の記載なし)
  • 応募資格に「高校」があり、かつ既卒・中途を明記しているのは共和サービスセンター(「新卒及び既卒」)と共和計測(「新卒・中途」)の2社です。すでに働いている読者が見るのはこの2社になります
  • 初任給は年間総労働時間で割ってから比べてください。同グループ内でも1,872時間から1,944時間まで72時間の差があり、時間単価では約997円〜約1,220円になります(編集部算出。時点は各社ばらばら)
  • 学歴差は入口では小さく、途中で開きます。20〜24歳で38,700円の差が、55〜59歳では197,000円になります(令和7年賃金構造基本統計調査の概況 第3表。差は編集部算出)
  • 転勤は求人票の「就業の場所の変更の範囲」で確認できます(2024年4月1日から明示義務。職業安定法5条の3第1項+同法施行規則4条の2第3項3号)

編集部の結論を、軸ごとに書きます。時間と場所を最優先するなら、共和電業グループの製造・計測・サービス職は検討する価値があります。年間総労働時間が募集要項に書かれており、勤務地も生産拠点にひもづいて明示されているためです。収入を最優先するなら、初任給だけで判断しないでください。何年目にいくらになるかが募集要項からは読めないため、面接や条件面談で「入社5年目・10年目の賃金の幅」を確認してから決める順番になります。現職で計測・品質・保全の経験が積み上がっていて、賃金にも労働時間にも不満がない人は、いま動く必要はありません。

応募前に確認するのは5つです。応募資格の学歴、初任給の学歴区分、所定労働時間、就業の場所の変更の範囲、そして何年目にいくらになるか。現職と比べる項目も同じで構いません。

今日やることは1つです。共和電業のグループ会社の募集要項を開いて、応募資格の欄に「高校」が入っているかを自分の目で確かめてください。そこに入っていれば、少なくとも入口は閉じていません。

共和電業の応募条件を他社と比較するための企業一覧で、ほかの企業の学歴要件も確認できます。

※本記事は一般的な情報提供であり、各社の採用方針・募集内容は変更されることがあります。応募を検討する場合は必ず各社の公式採用ページで最新の募集要項をご確認ください。個別の労働条件・制度の適用については、都道府県労働局・労働基準監督署・ハローワークなどの公的窓口へご確認ください。


参考・出典